医師が創業バイオベンチャー【死の谷の果てに見た希望~アキュメン社のメンバーが語る失敗事例~イベントレポート】

ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は、2018年11月1日にネットワーキング・ナイト「死の谷の果てに見た希望~アキュメン社のメンバーが語る失敗事例~」を開催した。

九州大学発のバイオベンチャー「アキュメン」を創業した眼科医、鍵本忠尚氏(現ヘリオスCEO)、創業メンバーの石倉大樹氏(現日本医療機器開発機構 取締役)、勝田和一郎氏(現シンクサイト代表取締役)が2005年~2011年頃までの取り組みで乗り越えてきた“苦難“について赤裸々に語った。

参加者はベンチャーキャピタリストやヘルスケアベンチャーの起業を志すビジネスパーソンが中心で、バイオベンチャー起業を成功させた3人に対し多くの質問が投げかけられた。参加者にとっては、教科書では知ることができない現実を学ぶ貴重な機会となったようだ。講演、パネルディスカッションの後はネットワーキングを目的とした立食パーティが用意され、登壇者への質問が続いた。

特に印象的だったのは「信頼できる情報とは、実際にサービスを使うエンドユーザーの声であり、それ以外は雑音に過ぎない」という鍵本氏の言葉。起業家が時代を先読みしてビジネスアイデアを発想するためには、自身の思い込みを捨てて信頼できる人から直接話しを聞くことが大事である。そして、本質的な価値は何であるかを突き詰めていくことが成功のポイントであると語った。

東京の日本橋ライフサイエンスビルディング、日本橋ライフサイエンスハブでは、LINK-J主催のネットワーキング・ナイトなどのヘルスケアセミナーを毎月20種ほど開催している。【高山豊明】

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