【保存版】クリニックのための感染対策ガイド|清掃・空気清浄機・清掃業者まで実践的に解説

【保存版】クリニックのための感染対策ガイド|清掃・空気清浄機・清掃業者まで実践的に解説

クリニックの感染対策と清掃は、患者さんが安心して通院できる環境づくりであることはもちろん、スタッフの安全や院内の信頼性確保にも直結します。本記事では、日常の清掃ルールから空気清浄機の選び方、さらには清掃業者の選定ポイントまで、実践的な情報を総合的にご紹介します。

この記事で紹介しているクリニックの感染対策・清掃に役立つサービス

株式会社ダイオーズジャパン

株式会社ダイオーズジャパン クリニック定期清掃

アメリカ最大手のビルメンテナンス企業カバーオール社と提携し、高品質な除菌清掃を提供しています。

また、クリニックで多くの導入実績があります。

※サービス詳細から実際の清掃の様子をご確認いただけます。

医療施設向け空気清浄装置 エアロシステム35M-D

医療施設向け空気清浄装置 エアロシステム35M-D エアロサービス株式会社

院内感染対策や花粉対策で先生方やスタッフ様からの絶大な信頼がある空気清浄装置です。

東京/大阪/名古屋の三大都市圏で7,000件以上の病院・クリニックへの導入実績があります。

クリニックの感染対策マニュアルの基本

「清掃や感染対策って、なんとなくやっているけど、明確なルールがなく曖昧」

「どこまで消毒しているかスタッフによって違うかも」

「配線にホコリが溜まっているが誰も掃除しない」

そんな風に感じたことはありませんか?
クリニックでの感染対策がうまくいかないとき、“やるべきこと”が決まっていないという理由のほかに、“スタッフ間の認識のズレ”によって十分な対応が行われていないという場合もあります。
誰かがやってくれるだろう、これは昨日やったから今日はやらなくても…といった無意識の油断が、感染リスクを生んでしまうのです。

だからこそ、感染対策には「全員の共通認識」が不可欠です。マニュアルの整備に加え、朝礼での確認、院内掲示、チャットコミュニケーションツールによる情報共有など、日々の業務の中に自然と意識づけを組み込むことが重要です。

感染対策マニュアルの整備にあたっては、次の3つの要素を柱にすると効果的です。

  1. 設備面の整備
     手指消毒器や体温測定装置、飛沫防止パネルなど、院内に適切な機器を備えること。
  2. 動線とレイアウトの工夫
     発熱患者と一般患者の動線を明確に分けるなど、物理的な感染リスクを最小限に抑える設計。
  3. マニュアルの中身の明確化
     対応フロー(例:陽性者の対応手順)、消毒対象や頻度、使用する薬剤の種類と手順を具体的に記載すること。

この3つを軸に、現場スタッフが迷わず行動できる「使えるマニュアル」を整えていきましょう。

日常清掃とスタッフによる対応

感染対策の効果を最大限にするためには、清掃作業が日常的なルーチンとして根づいていることが重要です。
特別な取り組みよりも、「毎日当たり前にやること」が感染リスクを大きく下げる鍵となります。

日常清掃のポイントは次の3点です。

  1. 清掃対象の明確化
     ドアノブ、診察台、受付カウンター、手すりなど、患者やスタッフが頻繁に触れる場所をリストアップし、重点的に対応します。
  2. 使用する薬剤の適正管理
     清掃箇所に応じて、医療用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなど、効果が認められた薬剤を適切に使い分けることが重要です。
  3. スタッフ間での業務分担と記録の徹底
     「誰が・いつ・どこを清掃したか」を明文化し、清掃表やチェックリストで共有・記録しておくことで、抜け漏れを防ぎます。

清掃を“作業”ではなく“習慣”として業務の一部として自然に取り入れる仕組みづくりが、スタッフ全体の感染対策意識の底上げにつながります。

清掃業者の活用方法と選定ポイント

このように、スタッフによる日常的な清掃を習慣化し、一定のレベルで安定させることは感染対策の基盤になりますが、院内全体の環境をより清潔に保ち、より高度な水準を維持するには、それだけでは限界があります。

特に大型の医療機器の周囲、床面全体、換気設備など、専門的なノウハウが求められる領域では、専門業者の力を借りることでクオリティと効率が一気に高まります。

実際、清掃業者を導入したクリニックでは、スタッフの負担軽減と業務効率の改善という“目に見える成果”が出ています。

クリニックに対応した清掃業者選定のポイント

  1. 医療施設での清掃実績があるか
     クリニックでの実績は、業者選定時の最重要ポイントです。医療機関特有の衛生基準や感染対策の知識を持つ業者であれば、安心して任せることができます。
  2. 使用する洗剤や機材の種類と効果
     医療機関に適した除菌力の高い薬剤や、埃を舞い上げない掃除機、静音対応の機材などを使用しているかを確認しましょう。
  3. 契約内容の明確さ(頻度・範囲・緊急対応)
     定期清掃の頻度、清掃対象エリアの範囲、緊急対応の可否などが明確に契約書に盛り込まれているかを確認しましょう。

クリニックに強い清掃業者

株式会社ダイオーズジャパン

株式会社ダイオーズジャパン クリニック定期清掃

アメリカ最大手のビルメンテナンス企業カバーオール社と提携し、高品質な除菌清掃を提供しています。

また、クリニックで多くの導入実績があります。

※サービス詳細から実際の清掃の様子をご確認いただけます。

実例に学ぶ感染対策の成功事例

  • Aクリニック(内科・小児科)
    専門清掃業者を導入し、定期清掃を実施。床・壁・換気口などの清掃を依頼している。臨時清掃(スポット清掃)を組み合わせ、エアコンの分解清掃やワックスがけを依頼している。患者アンケートで「小さい子供のかかりつけだが、院内がいつも清潔で安心できる」と評価されている。
  • Bクリニック
    医院内に「美化委員」を設置し、日常清掃や感染対策の実行管理を担当。役割に応じて少額の手当も支給し、スタッフの主体性とモチベーションが向上した。
  • Cクリニック
    空気清浄機の導入と患者導線のゾーニングを徹底。インフルエンザや新型コロナの感染拡大期にも安心して通院できたと地域の口コミで高評価を獲得した。

空気清浄機の空間対策による感染予防

院内空間の清浄化は、換気だけでなく、空気清浄機の活用によってさらに効果が高まります。
とくに「天井埋め込み型」の空気清浄機は、置き型と比較して患者さんとの接触による事故や故障のリスクが低く、美観を損なわずに高い清浄能力を発揮します。

クリニックの感染対策で活躍する空気清浄機

医療施設向け空気清浄装置 エアロシステム35M-D

医療施設向け空気清浄装置 エアロシステム35M-D エアロサービス株式会社

院内感染対策や花粉対策で先生方やスタッフ様からの絶大な信頼がある空気清浄装置です。

東京/大阪/名古屋の三大都市圏で7,000件以上の病院・クリニックへの導入実績があります。

まとめ

クリニックの感染対策は、診療の質と経営の安定に直結する重要な取り組みといえます。
清掃マニュアルの整備、スタッフ教育、設備投資、そして信頼できる外部パートナーの活用によって、持続可能な感染対策体制を築くことが可能です。

クリニックの感染予防に役立つ関連記事

この記事の執筆監修者

DOCWEB編集部(一般社団法人 DOC TOKYO)

DOCWEB編集部は、2016年の設立以来、一貫してクリニック経営者の皆さまに向けて、診療業務の合理化・効率化に役立つ情報を発信しています。
クリニックの運営や医療業務の改善に関する専門知識をもとに、医療機関の実務に役立つ情報を厳選してお届けしています。

開業準備や開業後に役立つメルマガを定期的にお届けします

DOCWEBでできること
  • 開業に役立つ記事・動画が見放題
    DOCWEB限定動画や厳選された情報で、円滑な開業準備をサポート!
  • クリニックに合った製品・サービスがすぐに見つかる
    手間なく、効率的に情報収集。DOCWEBならではの充実した比較・検討が可能!
  • 気になる製品・サービスの資料を無料ダウンロード
    詳細情報をすぐに確認でき、納得の選択ができる!