健診結果、いつでもどこでも閲覧できるサービス開始

名古屋医師協同組合名古屋臨床検査センター(名古屋市昭和区)とメディカルデータカード株式会社(東京都新宿区)は共同で、人間ドックや健康診断の結果をデジタルデータで受診者様へ直接渡すサービスを2019年6月17日から開始した。
受診者は、MeDaCaアプリを使って、本人のスマートフォンやパソコンで健診結果をいつでもどこでも参照することができるようになる。同サービスは、2018年4月にリリースした臨床検査結果を患者のスマホにデジタルデータで渡すサービスに続く新サービスだ。

健診機関で人間ドックや健康診断を受けると、健康診断結果報告書を紙に印刷したものを郵送で受け取るのが一般的だ。しかし、紙でもらった健康診断結果報告書は持ち運びに適さず、いざ見直そうと思っても紛失してしまうなど、利便性が低い状況にある。MeDaCaアプリでデジタルデータとして受け取ることにより、これを解消するとともに、郵送よりもいち早く健康診断結果報告書を受け取ることもできる。なお、紙でのサービスはこれまで通り継続する。

本サービスでは、名古屋臨床検査センター附属診療所で取り扱う人間ドックや健康診断の健康診断結果を、外出先ではスマートフォンで、自宅ではタブレットやパソコンを使って自分のMeDaCaアカウントにアクセスすることにより、いつでもどこでも確認することができる。
名古屋臨床検査センターとメディカルデータカードは、本サービスを提供することにより、より良い医療体制の構築を目指す。

■利用フロー
(1)MeDaCaアプリをアプリストアからダウンロードし、新規会員登録を行う
(2)診察券登録で「名古屋医師協同組合名古屋臨床検査センター附属診療所」を登録する
「受診者番号」を入力する
「連携申請をする」をタップする
(3)附属診療所で受診者番号等を確認し承認すると、受診者様と附属診療所の連携が開始される
(4)人間ドックや健診を受診する
(5)スマホに、デジタルの健康診断結果報告書が届く

■MeDaCa®とは
患者や健診受診者向け医療アプリで、iPhone、Android スマートフォンの両方に対応している。パソコン用にはウェブサービスとして提供している。
(1) 診察券、検査データ、服薬指導書、X線写真、健康診断書など、紙のデータをスマートフォンのカメラで撮影し保存すること、PDF などをアップロードすることにより、スマートフォンやパソコンで、自分の医療情報をいつでもどこでも閲覧できる。
(2) 個人が MeDaCaに保存した検査データを、受診している医療機関の医師に渡すことや、逆に医療機関での検査データを受け取ることが可能となる(医療機関がMeDaCa PROのサービスに入っている場合)。
ブラウザ版URL:https://medaca.co/

■ MeDaCa PRO®とは
医療機関と健診機関向けの、患者や健診受診者との架け橋となる医療ウェブサービス。
(1) 病院やクリニック、健診センターなどから、患者や健診受診者に検査データを送ることができる。また患者や健診受診者の「MeDaCa」アカウントに収納している過去の医療情報を、患者や健診受診者の許可のもと、閲覧することや受け取ることが可能となる。
(2) 医療機関や健診機関から患者や健診受診者に、直接メッセージや通知を送ることができます(MeDaCa メッセンジャー機能)。
URL:https://pro.medaca.co/

■お問い合わせ
名古屋臨床検査センター
システムサポート:浅野
メール:support@meirin.net
電話:052-889-5711
HP:https://www.meirin.net/​

メディカルデータカード株式会社
営業推進部:佐藤
メール:press@medaca.co.jp
電話:03-3226-0303
HP:https://www.medaca.co.jp/