医療DXを後押しする、クリニック向けの決済ソリューション「PayCAS POS for クリニック」を提供開始

SB C&S株式会社(本社:東京都港区、代表取締役兼CEO:溝口 泰雄 、以下「SB C&S」)は、レセコン(※1)と連動可能なクリニック向けPOSシステム「PayCAS POS for クリニック(ペイキャスポスフォークリニック)」の提供を12月1日から首都圏および近畿圏で開始した。今後は全国に拡大していく予定。

※1:医療施設から健康保険組合などの支払い機関に対し、レセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピューターシステム。連動可能なレセコンメーカーについては順次拡大予定のため、要問い合わせ。

背景と「PayCAS POS for クリニック」の機能について

あらゆる業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が広がる中、医療業界でもDXへの期待が高まっている。会計業務においては、キャッシュレス決済導入のニーズが高まる一方で、レセコンと連動しないシステムを利用した場合、レセコンで表示された診療報酬の金額を手動で決済端末へ入力する手間や打ち間違い、締め作業時の決済手段ごとの集計の手間が増えるなど、結果としてスタッフの負担増加につながってしまうという課題があった。

「PayCAS POS for クリニック」は、キャッシュレス決済端末「PayCAS」と併せて利用することで、効率よくキャッシュレス決済を導入できるタブレットPC型POSシステム。レセコンと連動させることが可能で、会計時に「PayCAS POS for クリニック」の画面に表示される患者情報を選択するだけで請求金額が表示され、指定した決済手段に合わせて「PayCAS」で、スムーズに会計することができる。さらに、現金分はもちろんキャッシュレス分の自動集計機能も搭載し、毎月の集計作業の負荷も軽減できる。

今回、病院やクリニックなどの経営および財務コンサルティングを手がける日本経営ウィル税理士法人(本社:大阪府豊中市、代表社員税理士:東 圭一、以下「日本経営」)と協業し、クリニック特有の課題に対しての解決にも取り組んだ。日本経営監修のもと、導入時のハードルとなっていた煩雑な手続きの簡素化、保険診療と自由診療の分割表示、レセプト請求の自動計算、キャッシュレス決済分の自動集計およびクリニック経営に役立つ分析機能など、業務効率を重視した機能を搭載している。また、すでに使用中の自動釣銭機との連動や、レセコン金額連動型とバーコードスキャン型の選択も可能。

SB C&Sは、今後も「PayCAS」でのキャッシュレス化を通して、あらゆる業界においてDX促進に貢献していく。

【主な特長】
・レセコンと連動して、患者情報と請求金額をPOS画面に表示
・タブレットPCとキャッシュレス決済端末だけのコンパクトな筐体
・在庫管理機能搭載
・誰でも使いやすいシンプルなユーザーインターフェース
・保険診療と自由診療の分割表示
・自動集計機能搭載
・患者数、初再診比率、収益など経営に役立つ指標の分析機能を搭載

【製品の詳細】
https://www.paycas.jp/paycas-pos-for-clinic

【製品に関する問い合わせ】
sbcasgrp-paycas_sys@g.softbank.co.jp

「PayCAS」について

「PayCAS」は、PayCASはキャッシュレス決済導入をワンストップで提供できるサービス。クレジットカード・電子マネー(※2)・QRもコンパクトな端末1台で対応。煩雑な手続きが必要だったサービス導入までの時間を短縮し、スムーズにキャッシュレス決済が導入可。詳細はこちら(https://www.paycas.jp/)。

※2:2022年12月1日時点では「PayCAS POS forクリニック」は電子マネーに非対応。今後、順次対応予定。

※SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標。

本件に関するお問い合わせ先

SB C&S株式会社
所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
URL:  https://cas.softbank.jp/