Ubie、厚労省補助事業に対応した「生成AIサービス特別パッケージ」を提供開始

Ubie、厚生労働省「生産性向上・職場環境整備等事業」の活用支援を開始

Ubie株式会社(共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)は、厚生労働省の令和6年度補正予算で成立した「生産性向上・職場環境整備等事業」に対応する「ユビー生成AIサービス特別パッケージ」の提供を開始した。

本パッケージは、医療機関における業務効率化を支援する「ユビ―生成AI」や「ユビ―AI問診」の導入と、そのために必要な費用の補助対象化を目的としている。

厚生労働省「生産性向上・職場環境整備等事業」の概要と目的

「生産性向上・職場環境整備等事業」は、人材確保が喫緊の課題となっている医療機関等を対象に、業務の生産性向上と職員の処遇改善を支援することを目的とし、給付金が支給される制度だ。

対象となる施設には、都道府県や市区町村の医療機関、病院、有床診療所(医科・歯科)、無床診療所(医科・歯科)、訪問看護ステーションなどが含まれ、令和7年3月31日時点でベースアップ評価料を届出済みの医療機関が該当する。

なお、支給対象となる取り組みは以下の通りである。

  • ICT機器等の導入による業務効率化
  • タスクシフト/シェアによる業務効率化
  • 既存職員の賃金改善

厚労省補助事業に対応したUbieの生成AI・問診サービス

Ubieは、生成AI技術を活用し、院内の業務効率化を支援する「ユビー生成AI」および、紙ベースの事前問診をデジタル化・個別化する「ユビーAI問診」を提供している。
これらのサービスは、「ユビーメディカルナビ」として提供されている医療機関向けサービスパッケージの一部である。

「ユビーAI問診」は、スマートフォンやタブレットを用いて患者が自ら入力する仕組みとなっており、医師は文章に翻訳された問診結果と病名辞書の内容を参照することで、電子カルテへの記載業務を効率化できる。この結果、医師が患者と向き合う時間を確保しやすくなり、診察など医師にしかできない業務により集中できるようになる。

「ユビー生成AI」は、病院内のさまざまな業務効率化を支援するサービスとして、2024年5月から提供を開始した。

これらのサービスはすでに恵寿総合病院や九州大学病院など全国の医療機関で導入されており、2024年10月時点で47都道府県・1,800以上の医療機関で利用されている。また、「ユビー生成AI」は2024年12月に「生成AI大賞2024」にて特別賞と優秀賞を受賞、「ユビーAI問診」を含む「ユビーメディカルナビ」は、第三回日本サービス大賞において「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」を受賞している。

厚生労働省令和6年度補正予算事業「生産性向上・職場環境整備等事業」に対応するユビー生成AIサービス特別パッケージの提供を開始

会社概要
会社名  :Ubie株式会社
所在地  :〒103-0023 東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号 日本橋ライフサイエンスビルディング4 5F
設立   :2017年5月
代表者  :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太

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医療機関の生産性向上や業務改善のため、人手不足の解消や業務効率化を目的として、国策としてもAIの導入が推し進められています。
最新の厚労省の施策や補助金など、AI活用を支援する制度について、DOCWEBでは随時発信してまいります。

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この記事の執筆監修者

DOCWEB編集部(一般社団法人 DOC TOKYO)

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