【一元管理システム比較】問診も予約・会計もスマートに!多機能クリニック診療支援システム

診療支援システム比較記事

はじめに

クリニック開業のため、合理的な仕組みを考えながらツールを選定していく作業は、とてもやりがいのある反面、必要なものの多さや選択肢の多様さに悩むことも少なくありません。
特に、管理やサポートが分散していたり、カルテをはじめとする各システムとの連携が難しい点が課題となりがちです。

そこで今回は、クリニック運営に必要な「予約」「WEB問診」「カルテ」「会計」などを一元管理できる診療支援システムをご紹介します。

各サービスは、DOCWEB内で簡単に資料をダウンロードしてご確認いただけます。

WEB問診システムの種類を把握したい方はこちらの記事からどうぞ!
目的から選ぶWEB問診システム|種類ごとのメリット・デメリットを知る

※現在一括ダウンロードいただける資料は「アポクル予約・問診」のみとなっております。ご了承ください。(随時追加予定です)

どのくらい便利?診療支援システムのメリット・デメリット

メリット
  • 質問を生成し最適化
    AIが患者の回答に応じて適切な質問をリアルタイムで生成し、重要な情報を漏れなく収集します。
  • トリアージ機能
    症状や主訴を基に重症度や緊急性を判断し、医師に優先的な対応が求められる患者を提示します。
  • 多様な疾患候補の提示
    膨大な症例データを活用し、クリニックで対応が難しい専門外の疾患についても見落としを防ぎます。
  • 診断精度の向上
    主訴や症状に基づいてAIが適切な質問を提案するため、患者の詳細な情報を把握できます。これにより、診断の質が向上します。
  • 診療効率化
    診察時間を短縮し、医師やスタッフの負担を軽減。トリアージに役立つ情報も提供されるため、患者の重症度に応じた対応が可能です。
  • 患者満足度の向上
    質問が的確であるため、患者が「自分の症状が正確に伝わっている」と感じやすくなります。
  • 患者と医療スタッフの利便性向上
    スマートフォンやパソコンから簡単に問診を完了できる仕組みで、問診の手間を大幅に軽減します。また電子カルテ連携でスタッフの業務負担も軽減します。
デメリット
  • 初期導入の負担:機能の多さに伴う費用やシステム構築の手間が発生する場合がある。
  • システム連携の制限:一部のシステムでは特定の電子カルテや予約システムとのみ連携可能。
  • 依存度の高さ:多機能型システムに移行した場合、他社システムへの乗り換えに互換性が問題となる可能性がある。

一気通貫!予約や問診機能のある多機能システム

アポクル問診・アポクル予約  /カル―株式会社

アポクル予約・問診
出典:https://apokul.jp/
  • 問診機能:アポクル予約と連携し、予約完了画面からスムーズに問診に移行。内容のカスタマイズ自由自在、作り放題、回答で質問が変わるドリルダウン型問診、画像をアップロード
  • 予約機能:時間帯予約・順番待ち予約選択可能、ライン予約対応
  • 連携:電子カルテ連携、アポクル決済と連携
  • 料金:1万円~(予約・問診セット2万円)

アポクルは、予約と問診のシームレスな連携が特徴です。自然な流れで問診に誘導され、高い回答率が見込めます。アポクル決済との連携で、会計までを一元化することが可能です。事前のクレジットカード登録で、院内での会計無しで帰宅していただくことも可能です。

※現在一括ダウンロードいただける資料は「アポクル予約・問診」のみとなっております。ご了承ください。(随時追加予定です)

≪アポクルのインタビュー記事を読む≫
もう「古い」とは言わせない!進化を続ける予約・問診システム「アポクル」が医療現場にもたらす革新とは?

メディカル革命  /GMO医療予約技術研究所株式会社

メディカル革命
出典:https://medical-reserve.co.jp/
  • WEB予約システムに、さまざまなオプションでカスタマイズが可能。
  • オプション:WEB問診、オンライン診療システム、LINE予約機能、IVR、ワクチン管理機能、キャッシュレス決済、QRコードチェックイン、再来受付機能、連鎖予約など
  • セキュリティ:IPアドレス制限、2段階認証(ユーザーサイト)
  • 問診機能:自由な設問分岐設定、画像アップロード、初診患者も回答可能、チャット形式
  • 連携:電子カルテ連携
  • 料金:予約・問診のみのスタータープラン導入・月額0円~(個別見積)

メディカル革命は、多彩なオプション機能が魅力の診療予約システムです。予約・問診のみのスタータープランは0円から導入可能なので、スモールスタートで少しずつ必要な機能を拡張していきたいクリニックにおすすめです。

デジスマ診療  /エムスリーデジカル株式会社

デジスマ診療 エムスリー
出典:https://digikar.m3.com/digisma
  • アプリによる新規再来予約・自動受付・問診・カルテ連携・決済・次回予約を兼ね備えたオールインワンパッケージ。専任の担当者によるサポートあり。
  • 問診:カスタマイズ可能
  • 料金:初期費用 0 円、月額 15,800 円~

クラウド型電子カルテ「デジカル」を手掛けるエムスリーデジカル株式会社の、診療を支援するオールインワンパッケージです。デジカルと連携せず単独でも利用可能です。患者側はアプリから予約や問診などの入力を行います。

予約や問診機能を兼ね備えたクラウド型電子カルテ

CLIUS(クリアス)  /株式会社DONUTS

クリアス
出典:https://clius.jp/
  • ORCA一体型のクラウド型電子カルテ
  • 基本料金でWEB予約・オンライン診療・WEB問診・経営分析機能の利用が可能
  • 問診:自由項目設定、画像送信、HP等のリンクから記入、QRコード読み取りによるクリニック内のタブレットからの記入可能
  • 初期費用:20万円~ (初期費用0円、訪問サポートなし、ご自身で導入を行うプラン有)
    月額費用:1.2万円~

現役医師の「他社のWEB予約や問診・オンライン診療が、電子カルテと連携できていない」という声を反映し、ワンストップで全て扱えるサービスを実現。基本料金のみで、予約や問診機能など多様なオプション機能を利用することができます。

≪インタビュー記事はこちら≫
クラウド型電子カルテ「CLIUS」クリニック医師の活用事例と評判は?

CLINICS(クリニクス)  /株式会社メドレー

クリニクス CLINICS
出典:https://clinics-cloud.com/
  • ORCA内包型のクラウド型電子カルテ
  • CLINICSの様々なプロダクトと連携し、WEB予約・WEB問診・オンライン診療・経営分析を一管理
  • 問診:総合診療アプリ「CLINICS」による問診機能。質問項目の柔軟なカスタマイズ、問診票テンプレートあり、予約システムとの連携
  • 初期費用:要問い合わせ
    月額費用:要問い合わせ

電子カルテ「CLINICS」を中心として、さまざまなプロダクトを提供しています。総合診療アプリでは、問診機能をはじめオンライン診療やオンライン服薬指導にも対応しているため、オンライン診療に力を入れたいクリニックにおすすめです。

≪株式会社メドレーのインタビュー記事を読む≫
ITで医療ヘルスケアの未来をつくる ―クラウド診療支援システム「CLINICS」

※現在一括ダウンロードいただける資料は「アポクル予約・問診」のみとなっております。ご了承ください。(随時追加予定です)

まとめ

多機能型診療支援システムは、他システムとの互換性に注意が必要な場合もありますが、予約、問診、カルテ、会計などクリニック運営に必要な機能を一元管理でき、選定や運用を効率化する頼もしいツールです。
理想のクリニック運営を実現するために必要な要素が揃っているか、ぜひ一度ご確認ください。

DOCWEBでは資料ダウンロードや関連情報の記事も多数ご用意しています。
効率的なクリニック運営を目指す第一歩に、ぜひお役立てください!

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