世界初のMRIシェアリングエコノミーモデル「スマート脳ドック」、神奈川県の5つの医療施設が導入!

クリニックプロデュースを手掛けるスマートスキャン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:濱野 斗百礼、以下「スマートスキャン」)は、世界初のMRI(磁気共鳴画像診断装置)シェアリングエコノミーモデルである「スマート脳ドック」を、神奈川県内の5つの医療施設が導入、“早い・手ごろ・正確”な脳ドックの受診が可能になったことを発表した。

導入の医療施設についてはこちら

https://smartdock.jp/clinic/search/kanagawa

MRIシェアリングエコノミーモデルとは

人口当たりのMRIの保有台数は世界一(※1)。その利用実績には、地域差や施設差、医師数が関係しており、採算面や臨床面でもその活用については検討が必要とされている。
そこで、スマートスキャンではMRIの未稼働時間を活用したシェアリングエコノミーモデルを構築し、全国の医療施設に「スマート脳ドック」導入の案内を行っている。医療施設にとっては予約獲得や撮像画像データの読影などに手間をかけることなく脳ドック健診を実施でき、それによりMRIの稼働率と採算性を上げることができることから、導入する医療施設が増加している。同モデルの提供を開始した2020年夏以降、関東を中心に愛知や福岡などで提携医療施設を拡大。現在33件の契約を締結し、既に18施設でサービスを開始、総合病院をはじめこれまで脳ドックが行われていなかった整形外科、乳腺内科でも脳ドックが実施されている。
スマートスキャンは、誰でも気軽に脳ドックを受診できる環境整備を進め、神奈川県の地域医療に貢献していく。

※1:OECD health care activities 2019

神奈川県の高齢化率について

県内の高齢化率は、全国(28%)よりも低い24.9%。また、男性について、平均寿命は全国5位で健康寿命は16位。女性の平均寿命は17位で健康寿命は全国平均を下回る31位の水準だった(※2)。
また、2016年の主要死因別死亡者数は、第3位に脳血管疾患があげられ、疾病別には脳梗塞が最も多く、脳内出血、その他の順で続く。年齢調整死亡率の経年変化と比較すると、その値は全国平均より低めの結果となった。また、健康寿命は2016年には、男性の平均寿命及び健康寿命は全国より長くなっているが、女性は平均寿命が長くなっている一方、健康寿命は短くなっている。2015年には高齢化率が約24%と高い値を記録、2025年には26%を超えると予想されている(※3)。
県は重点施策として「未病改善」に力を入れている。健康寿命を延ばし、県民誰もが元気で生き生きとした自分らしい生活が送れるよう、「かながわ健康プラン21(第2次)」を策定し、具体的な施策を進めている。

 

※2:県内市区町村の疾病・医療費関連データ分析 増補改訂版(2019年7月)

※3:「かながわ健康プラン21 第2次計画」]

早く、手ごろな価格で、正確な脳ドックが受けられる「スマート脳ドック」について

「スマート脳ドック」は、脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍などの自覚症状のない脳の異常を早期発見できる頭部MRIおよび頭部・頸部MRAの検査。WEBでの予約と問診票の事前登録、受診結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、クリニック滞在時間を短縮し受付から帰りまで30分。撮像されたデータは2名の専門医師がチェックしている。
万が一異常が確認された際も、結果に応じ専門の医療機関を紹介。スピーディーな検査と継続しやすい価格で、これまでにのべ約5万9千件の検査を実施している(2018年1月~2021年10月実績)。

本件に関するお問い合わせ先

スマートスキャン株式会社

所在地: 東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階

電話番号:03-5579-9740

URL:  https://smartscan.co.jp/