セキュアヴェイル、医療機関向けにセキュリティ運用

要約

ITセキュリティ専業の株式会社セキュアヴェイル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:米今 政臣、以下「セキュアヴェイル」)は、創業期から22 年に亘って提供する統合セキュリティ運用サービス「NetStare(ネットステア)」において、病院等の医療機関向けのサイバーセキュリティ対策に特化したサービスラインアップ「NetStare for Medical」シリーズを10月1日より提供開始する。

背景

政府は、令和5年3月に医療法施行規則の一部を改正し、医療機関(病院、診療所等)に対して、医療情報システムのサイバーセキュリティ対策を講じることを医療法の一部として義務化した。これに伴い厚生労働省は、医療機関等が患者の電子カルテなどの医療情報を適切に管理するための必要な措置として「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6版」(以下「安全管理ガイドライン」という。)を公表した。医療機関においては安全管理ガイドラインの理解と早急な医療情報システムへの安全管理の実効性を高める対応が急務となっている。

しかしながら医療機関ではシステムのインフラ基盤やセキュリティ専門のエンジニアが不足している現実もある。セキュアヴェイルでは長年のセキュリティサービスの経験をベースに医療機関内での業務や機能・運用・システム管理などガイドラインへの実効性を補完できるよう医療機関向けに特化しチューニングしたセキュリティサービス「NetStare for Medical」シリーズの提供により各機関で不足した機能や対応への速やかな実現を支援する。

サービスとしてもファイアウォール(UTM)のバージョンアップの回数制限の撤廃や24時間365日のセキュリティアナリストによるログの監視などサイバー攻撃に対する防衛力を高め、さらには、ランサムウェアなどのサイバー攻撃の初期段階からの早期の検知により被害の最小化と早期の回復力を高めることを支援する。サービス料金はできるだけ廉価に提供できるよう医療機関の病床数などから算出できるような提供形態にする。

医療機関向けサイバーセキュリティ5つの対策

1)ネットワーク・サーバーの監視やログ収集サービス
2)ランサムウェア攻撃の検知通知サービス
3)内部脅威検知サービス
4)外部接続(VPN・閉域網)監視、脆弱性管理サービス
5)インターネットとの境界防衛サービス

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