
講演者:石井 暢也 氏
所属先:中外製薬株式会社 プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット 科学技術情報部長
動画詳細
中外製薬が目指す個別化医療とは、患者の個々のニーズに合わせた医療を提供することです。これには海外の事例や日本の課題も含まれます。
以前は特定の患者グループに効果のある薬を提供するのが主流でしたが、今ではデジタル技術や医療データを活用し、患者の意向や最新医学情報を組み合わせて最適な医療を提供します。特に、医療機関からのデータ提供が進む海外事例や個人情報保護も考慮されます。個別化医療を実現するためには、複雑な仕組みを整備し、医師を支援するシステムが必要です。
講演者プロフィール

中外製薬株式会社 プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット 科学技術情報部長
石井 暢也 氏
1992年に日本ロシュ株式会社に入社し、2002年の中外製薬株式会社とロシュ社との戦略アライアンス開始に伴い中外製薬株式会社に入社しました。10年間は感染症の創薬研究、その後の10年間は抗がん剤の創薬研究に携わってきました。
創薬研究に従事している際、特定の実験モデルに効果を強く示すが、その他の実験モデルには効果を示さないという薬剤候補をいくつか目の当たりにしました。
そこで個別化医療の重要性について認識するようになり、創薬研究を続ける傍ら、個別化医療にも取り組みを開始しました。
その後、個別化医療を標榜するあるプロジェクトのプロジェクトリーダーを任されたことで創薬研究からは少し離れ、個別化医療推進に重点を置くようになったという経緯です。 現在所属している科学技術情報部は、未来の変化に対応するために様々な情報を集め、技術面や環境面などの様々な観点から予備的な対応を行う部署です。
個別化医療はその中でも大きなテーマとして捉えており、今から準備できることを少しずつ進めています。
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DOCWEB編集部(一般社団法人 DOC TOKYO)
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