ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称が「人生会議」に決定

厚労省は「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」について、愛称を「人生会議」に決定したと発表した。
「人生会議」は、今後、ACPの普及啓発に活用し、認知度の向上を図る。また、11月30日(いい看取り・看取られ)を「人生会議の日」とし、人生の最終段階における医療・ケアについて考える日とする。

1 選定愛称:人生会議
選定理由:
・意味が明確な単語の組み合わせにより、日常会話に浸透していくことが期待できる。
・家族等、信頼できる人たちと輪を囲んで話し合う、というイメージが湧く。

2 応募者:須藤 麻友さん 看護師(聖隷浜松病院)

3 ACP愛称選定委員会構成員(敬称略、五十音順) ※ ○は座長
○内多 勝康(国立成育医療研究センターもみじの家ハウスマネージャー、元NHKアナウンサー)
小籔 千豊(タレント)
小山 薫堂(放送作家、脚本家、京都造形芸術大学副学長)
鈴木 美穂(認定NPO法人マギーズ東京共同代表理事)
新浪 剛史(サントリーホールディングス代表取締役社長)
樋口 範雄(武蔵野大学法学部特任教授)
紅谷 浩之(オレンジホームケアクリニック代表)
松原 謙二(公益社団法人 日本医師会副会長)

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは

万が一のときに備えて、患者さんと家族が医療者や介護者などと一緒に、今後の医療や介護方針について事前に話し合うことで、もしもの時に患者本人の代わりに重要な決断を行う人や方針を決めておく事。

ACP普及・啓発リーフレット