風疹の予防接種原則無料化を検討 30~50代の男性が対象

厚生労働省は11日に、風疹の感染拡大を防ぐため30代から50代の男性を対象に、来年から予防接種を原則無料とする対策案を発表した。

定期予防接種を受ける機会の無かった39~56歳の男性を対象に来年から2021年度末までの3年間、無料で予防接種を受けられる。またワクチンを効率的に活用するため、対象者はまず抗体検査を受け、結果が陰性だった場合に限って予防接種を受ける。抗体検査自体も無料化する方針だ。今年の風疹患者数は2400人を超えており、幼少期にワクチンの予防接種の機会がなかった年代の男性が流行の中心となっている。大流行した平成25年に次いで2番目の多さとなる。今回対象となる30~50代男性は仕事に忙しく診療時間内の受診が難しい事が予想されており、医療機関に対し夜間・休日に予防接種を行えるよう協力を求めていく。

厚生労働省は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され海外から多くの人が訪れる2020年までに国内の風疹患者をゼロにする目標を掲げている。目標を実現するには予防接種の無料化とあわせて、企業と連携した啓蒙活動や医療機関へのアクセス向上が重要となる。

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