電子カルテに在宅医療向け機能を追加

kanata株式会社(東京都中央区)は、同社が提供するクリニック向け音声解析機能搭載クラウド電子カルテVoice-Karteに、在宅医療でも利用できるように予定確認、経路探索、情報共有に関わる機能を追加したと発表した。労務負担が大きい在宅診療ならではの業務機能を追加することによって、ドクターが患者と向き合うための環境づくりと負担軽減を図る。

・Voice-Karteの追加機能について
追加された情報共有機能は、在宅医療のドクターから必要だとの声を受け開発した。Voice-Karteの機能である音声認識によってオーダーを発行できることは、在宅医療において有効だとの声がある一方で、診察予定や患者宅への行き方をスマートフォン等で容易に確認・調整できること、患者に関わるディスカッションや情報交換ができることが必要であるとの指摘があったため、機能を追加した。
Voice-Karteにおいて診察予約や受付処理を行った時点で、自動的にGoogleカレンダーで予定が生成される機能も設けた。Googleカレンダー上に患者住所が記載されているため、Googleマップによる経路探索もシームレスに行える。情報共有やディスカッションは、GoogleチャットかGoogleハングアウトを利用することになる。
この結果、かかりつけ医のみならず、在宅医もVoice-Karteを利用できるようになった。
なお、機能追加による費用の追加はない。

このような環境の実現に際して有効だったのが、音声ファイルのテキスト化等を通じてGoogleのAPIに精通していることである。今後も、Google等の既存の機能を有効活用しながら、新たなニーズにも迅速に対応していくという。

・Voice-Karteとは
音声解析機能搭載クラウド電子カルテVoice-Karteの最大の特徴は、ドクターと患者との会話の録音をGoogle等の音声認識と自社開発の構文解析にかけることによって、わずか3ステップ(①診察時の会話の録音、②音声のテキスト化、③テキスト化された記録からのオーダー発行)で操作を完了できること。クラウド型のwebサービスであるため、利用環境もパソコンだけでなく、タブレット等でも利用できる。スマートフォンやICレコーダーに録音した音声からの音声読込も可能なため、機動性が求められる往診にも適している。

◇Voice-Karteの概要
提供開始日:2019年1月11日(最新バージョンアップ:2019年3月26日)
連携レセコン:ORCA
初期設定費:250,000円
年間利用料:300,000円(月額換算25,000円)
製品サイト:https://www.voice-karte.com

関連記事

ピックアップ記事

  1. 2022-11-15

    2023年1月より運用開始「電子処方箋の取組状況」 / 厚生労働省 伊藤 建

    厚生労働省医薬 生活衛生局総務課、伊藤様に2023年1月より運用開始となる電子処方箋の取組状況につい…
  2. 2022-11-7

    使いやすさにこだわりUI・デザインの改善を続けるWEB予約・問診システム「アポクル」

    2018年にサービス提供を開始したクリニック向けWEB予約・問診システム「アポクル」。導入した医療機…
  3. 2022-10-31

    アフターコロナの社会でクリニックに求められること / ドクター総合支援センター 近藤 隆二

    ドクター総合支援センター 近藤 隆二 様にアフターコロナの社会でクリニックに求められることについてお…

ランキング

ログインステータス

ページ上部へ戻る