WEB問診「SymView」が多言語対応問診をリリース。外国人患者対応による医療機関の負担をICT活用でサポート

株式会社メディアコンテンツファクトリー(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人)は、医療機関向けWEB問診「SymView」に、新たに多言語対応の問診を搭載し、提供を開始した。今回の機能追加により、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語での問診が可能となる。

■多言語対応リリースの背景
昨今の訪日観光客数、および、外国人労働者数の増加に伴い、全国の医療機関での外国人患者の対応は、急務の課題となっている。訪日観光客数は、2018年に3,000万人を突破し、政府はオリンピック開催年となる2020年には4,000万人超の達成を目指す※1としている。また、働き手不足による外国人労働者数の増加も顕著で、2025年には178万人にのぼるという報告※2もある。訪日・在留外国人数の増加に比例して、医療機関を受診する外国人も増えるであろうといわれており、医療現場からは不安の声が上がっている。
実際、WEB問診「SymView」を利用している全国の医療機関からも、問診の多言語対応については、多くの要望があった。言語の壁により、医師のみならず、看護師などのスタッフも、外国人患者の訴えを深く理解できないことにジレンマを抱えている。このような背景から、多言語対応のWEB問診を提供することで、医療機関の負担軽減の一助となるよう、リリースの運びとなった。
※1 国土交通省観光庁ホームページより ※2 内閣府「経済財政運営の基本方針」より

■ WEB問診「SymView (シムビュー)」
「SymView」は、従来の紙問診や紙をデジタル化しただけのシステムとは異なり、完全にクラウド化したWEB問診であるため、来院前に患者自身のスマートフォンで予め問診を入力することが可能。さらに、電子カルテと連携することで、医療機関の業務効率化実現が可能。患者が入力した問診内容を、カルテに記載する医療用語に変換してカルテに貼り付けることができるため、受付業務の削減はもちろん、医師の診察効率化にも貢献する。各医療機関のホームページや各種予約システムとも連携でき、受付で案内せずとも問診入力を済ませてから来院という患者動線をつくることができる。

■SymView多言語対応の特徴
対応言語は、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語。患者側の問診入力画面は各言語に対応しており、各言語で入力された問診結果は日本語のカルテ用テキストに自動で変換される。患者は、各言語で問診入力でき、医療機関はどの言語で回答された問診内容もすべて日本語で確認できる仕様。

■株式会社メディアコンテンツファクトリーについて
本社:福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
設立:1998年7月
代表取締役:毛塚 牧人
事業内容:医療コミュニケーションプラットフォーム事業/広告配信事業