クラウド電子カルテ『CLIPLA』と医用画像クラウドサービス『Tricefy』が連携を開始

株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下「エムティーアイ」)の連結子会社である、株式会社クリプラ(本社:東京都新宿区、代表取締役:鐘江 康一郎、以下「クリプラ」)が提供するクラウド電子カルテ『CLIPLA(クリプラ)』は、日本サード・パーティ株式会社(以下「JTP」)が提供する医用画像クラウドサービス『Tricefy(トライスファイ)』※との連携を3月25日より開始した。現在、『Tricefy』は、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(以下「GEヘルスケア」)が提供する産婦人科向け超音波画像診断装置『Voluson™(ボルソン)』シリーズと連携しており、既に最新のシステムに組み込まれている。産婦人科領域において、超音波画像診断装置から電子カルテまでの情報共有がシームレスになることで、現場を支える医師のワークフローの効率化や、患者への情報共有の簡便化を図り、更なる安心・安全な医療の実現を目指していく。
※『Tricefy』はTrice Imaging(本社:米国)により開発された医用画像クラウドサービスで、JTPは、Trice Imaging社の国内販売代理店。『Tricefy』は、非医療機器プログラムのため、診断目的には使用不可。診断する場合は『ViewPal』などの医療機器プログラムが必要。

産婦人科領域における画像・動画管理をスムーズに、医療機関や患者への情報共有を更に進化

日本における周産期医療を支える医師不足は全国的に深刻であり、周産期・産婦人科分野の医師の診療を検診から精査の段階に至るまでサポートできる超音波画像診断装置が求められてきた。GEヘルスケアの『Voluson』は産婦人科領域を代表する超音波画像診断装置であり、装置から直接インターネットを介してクラウド上の『Tricefy』に超音波画像や動画を保存できる。これにより、産婦人科が抱える院内での保存容量に関する課題やデータ損失のリスクといった課題を解決してきた。
この度、クラウド電子カルテ『CLIPLA』が『Tricefy』と連携することにより、超音波画像診断装置『Voluson』から出力される画像や動画、検査数値をクラウド上で管理し、患者や他の医療機関、医師との情報共有が簡単に短時間かつ低コストでできるようになった。医師は電子カルテ『CLIPLA』の『Tricefy』ボタンを1クリックするだけで、同一患者の超音波画像や動画を閲覧できる。診療上必要なデータに素早くアクセスすることで、日々の診療を効率化させ、患者への情報共有のICT化促進により患者の満足度の向上に貢献する。

今後、クリプラ、GEヘルスケア、Trice Imaging社では、産婦人科領域おける更なるICT化による利便性の向上を目指していく。患者が画像や動画、検査データを携帯のアプリ経由で簡単に閲覧できるような、医療がより一層患者に身近で、安心・安全な世界となるよう、共同開発を促進していく。
クリプラは経営理念として掲げる『Making a difference in Healthcare』を実現するために、これからもITの活用を通して 医療・ヘルスケアに関わるすべての人の助けとなるため、医療・ヘルスケアの世界でdifferenceを生み出し続けていく。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社エムティーアイ
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティ35階
電話番号:03-5333-6755
URL: http://www.mti.co.jp/