「ネクイノ」、オンライン診察から処方まで対応の薬局併設ブース「AER box」を開発

株式会社ネクイノ(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:石井 健一、以下「ネクイノ」)は、この度、オンライン診察をサポートする薬局併設ブース「AER box(アエルボックス)」を開発し、実証実験を開始した。
実証実験では、処方箋なしで一部の医療用医薬品を購入できる「零売」に特化したセルフケア薬局(https://selfcare-sdc.com/ )を運営するGOOD AID株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:服部 雄太、以下「GOOD AID」)と協業し、「AER box」をセルフケア薬局新宿店(東京都新宿区)内に設置する。セルフケア薬局は零売薬局として、薬剤師による健康状態に関するカウンセリングを行っているが、患者の状態に応じて医師への健康相談ができる「AER box」を案内する。「AER box」とセルフケア薬局の連携により、患者一人ひとりの状況に応じた最適な医療の選択肢が取れる機会を提供していく。

「AER box(アエルボックス)」について

薬局併設ブース「AER box」は、プライバシーが保たれた静かな環境で、医師とのビデオ通信による健康相談および必要に応じてオンライン診療を行うサービス。スマートフォンやPC等より専用アプリを通じ、本人確認と予約を行うと入室可能となる。
第一弾では、花粉症、ニキビ等の疾患を対象とした医師によるオンライン診察・処方サービスを提供する。実証実験については本年3月2日〜5月末までの3ヶ月を予定しており、利用者のニーズに合わせたサービス内容拡充を目指す。

「セルフケア薬局」について

セルフケア薬局は、処方箋なしでも薬が購入できる零売薬局。病院の薬が約10分程度で販売できる。事前のオンライン問診を行った後、店舗において対面で薬剤師との相談を行った上で販売する形となる。薬剤師が利用者の健康状態やこれまでに使用したことがある薬などを聞きながら販売するので、安心して利用できる(郵送販売は不可)。購入できる薬は、病院の薬約15,000種類のうち約7,300種類で、かぜ薬や胃薬、花粉症など抗アレルギー薬、ステロイド軟こうや医療用の保湿剤など、比較的軽微な症状に対する薬が対象。
・購入可能な薬に関する問い合わせはこちら
セルフケア薬局HP:https://selfcare-sdc.com/

実証実験の背景

ネクイノが運営するオンライン診察プラットフォーム「スマルナ(※)」では、アプリ内で助産師・薬剤師が対応する“スマルナ医療相談室”にて医療相談対応を行うほか、服薬指導など、健康への関心や受療行動の変容のきっかけとなる婦人科領域を中心にサービスを提供している。
昨年9月より、“次世代ヘルスケアサービスの場”として提供を開始した、予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートする専用無人ブース“スマートライフボックス”(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000021661.html)を皮切りに、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)への動きを加速させるサービス展開を行うべく、この度、疾患の状態に応じ適切なタイミングで医師によるオンライン健康相談および診療サービス、薬剤の処方から受け取りまでを一貫して対応する「AER box」を開発した。

ネクイノでは引き続き、医療の新しいスタンダードの実現を目指し、様々な領域での“新たな医療体験“を創出する。

※:スマルナ
https://smaluna.com/
2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するアプリ。生理や避妊で悩む人と医師をオンライン上で直接つなぎ、ピルを届けるほか、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ネクイノ
所在地: 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロンティア WeWork
電話番号: 06-6147-9556
URL: http://nextinnovation-inc.co.jp