脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging®」が2022年度グッドデザイン賞を受賞

ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップの株式会社Splink(本社:東京都千代田区、代表取締役:青山 裕紀、以下「Splink」)の開発・提供する脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging®」(以下、Brain Life Imaging®)が、このたび「2022年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。認知症対策、認知機能低下の予防に向けた脳ドック用プログラムとして初めての受賞となる。
高齢化・認知症課題に対するブレインヘルスケア・ソリューションとして、“脳から新しいライフスタイルをデザインする”というコンセプトが評価された。

現在の医療がはらむ技術面・運用面・受診者視点の課題をAI×デザインで解決し、社会実装を実現

認知症は高齢化社会において最も深刻な社会課題の一つであり、国内における患者数は約650万人(潜在含む)、経済損失は年間約14.5兆円とも言われている。加齢に伴って誰しもが発症する可能性がありながら、未だにその特効薬がない認知症。そのため予防への関心が高まっている。

Brain Life Imaging®は認知症の予防啓発を目的に、現在の医療がはらむ技術面・運用面・受診者視点の課題を解決する。今まで測定が難しかった「海馬」を、AI技術の社会実装により数値化することで、脳の健康状態を“見える化”する。また、短時間で出力される、わかりやすい結果レポートによって、多忙な医療機関の検査運用の業務負担を最小限にし、同時に予防啓発として受診者理解を促進する。こうした取り組みを通じて「予防啓発・脳ドック」として社会実装を実現している。

デザインのポイント:高齢化・認知症課題に対するブレインヘルスケア・ソリューション

【デザインのポイント】
1.自分ごと化されにくい認知症予防を、ブレインヘルスケア(脳の健康促進)としてアプローチ、気付きを提供
2.専門知識がなくても理解しやすく、経年変化を追う結果レポートで脳の健康の行動変容を促す設計
3.目視による確認では難しい小指程度の大きさしかない海馬をAI技術により簡単・短時間で測定し体積を算出

記憶の中枢を司る「海馬」領域は認知症の重要な指標の一つとして知られている。しかし、まだ萎縮の少ない受診者の海馬を目視で評価することは困難であり、医療課題であった。Brain Life Imaging®は海馬をAIで解析し体積値を算出。年齢の平均体積と比較することによりこの課題を解決する。

これまでの技術では、30分〜数日間かかっていた解析〜結果レポート出力を、1〜3分という短時間で出力。検査当日に結果レポートを提供することもでき、多忙な医療機関の負担を最小限に抑えることにも貢献する。結果レポートは幅広い年齢層にわかるように「専門的な用語を使わず」「視認性を追求する」ことで自分の脳への理解を促進するように設計している。

提供から3年が経過するが利用者の約半数が継続的に受診している点で、予防啓発として受診者理解を促進し行動変容の成果につながっている。

「2022年度グッドデザイン賞」受賞内容

受賞対象   :AI、医療機器、脳ドック用AIプログラム[脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging®」]
受賞カテゴリ :医療用機器・設備
受賞企業   :株式会社Splink
プロデューサー:株式会社Splink 代表取締役 青山裕紀
ディレクター :株式会社Splink R&Dチーム 主任研究員 笠井 航(PhD)
デザイナー  :株式会社Splink プロダクトマネージャー 兼 UI・UXデザイナー 紫藤 浩史

・脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging®」紹介ページ
https://www.sitelp.brain-life-imaging.com/

・グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/53716

脳ドック用プログラム「Brain Life Imaging®」について

記憶の中枢を司る「海馬」を測定し、脳の健康状態を「見える化」。
認知症予防を促す脳ドック用AIプログラム
本プログラムは、脳MRIをAIで解析し、「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者目線のわかりやすい結果レポートを届けることで気づきを促す、脳ドック用AIプログラム。解析データの保存・蓄積により、経年変化を可視化することで、より深い気づきを個々人に提供する。
2022年10月現在、横浜市立市民病院や新百合ヶ丘総合病院、桜十字福岡病院、倉敷中央病院付属予防医療プラザなど全国の病院・クリニックにおいて幅広く採用されている。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社Splink
所在地: 東京都千代田区霞が関3丁目3−2 新霞が関ビル18階
URL:  https://www.splinkns.com/

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