「Ubie」石川県小松市と地域医療のデジタル活用支援に関する連携協定を締結

Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部 吉倫・久保 恒太、以下「Ubie」)は、石川県小松市(市長:宮橋 勝栄、以下「小松市」)と、地域医療のデジタル化に係る連携を開始する。本協定は、デジタルを活用した市民の新しい受診スタイルの提供と持続可能な医療体制の構築を目的とするもので、小松市において症状検索エンジン「ユビー」(https://ubie.app/)と、医師が患者の症状を来院前に把握できる「ユビーリンク」を活用した取り組みを11月21日より開始した。

背景

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威により、生活者が医療機関を安全に受診できる体制の確保や、各地域の限りある医療資源の有効活用が、全国で大きな課題となった。小松市でも、感染者拡大時には、生活者の過度な受診控えや、医療体制の逼迫が起こった。
こうした中、今年からは移動制限が解除され、日本は安全性と経済活動を両立させるフェーズを迎えている。このような背景からUbieと小松市は、デジタルを活用した新しい受診スタイルの確立と持続可能な医療体制の構築に関する取り組みを開始する。

小松市は北陸の空の玄関口である小松空港を擁し、2024年には北陸新幹線小松駅が開業予定など、ビジネス・観光両面において今後更なる発展を見込んでいる。Ubieは「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めている。両者が連携し、デジタルを活用した新たな受診スタイルの確立と持続可能な医療体制の構築に率先して取り組むことで、安全性と経済活動を両立させ、withコロナ下での経済再生に貢献していく。

取り組みの主な内容

本協定では、Ubieが提供する症状検索エンジン「ユビー」を活用した新たな受診スタイルの提供と、同じく同社が提供する「ユビーリンク」を用いた効率的な受診・診療を目指す取り組みを行う。

「ユビー」は、生活者の適切な医療へのかかり方をサポートするサービス。アプリ又はWebで症状に関する20問程度の質問に答えると、症状に関連する病名とそれに対応する診療科目を標榜する近隣の医療機関を調べられ、適切な受診行動をとることができる。また、「ユビー」での症状に関する詳細な回答を提携医療機関へ事前に送信できる「ユビーリンク」の活用により、問診時間削減によるスムーズな受診が期待できる。加えて、医療機関は「ユビーリンク」で症状に関する詳細な情報をあらかじめ取得でき、業務効率化と来院患者一人ひとりへの一層親身な診療の実現が期待できる。

今回の取り組みでは、小松市の公式ホームページやSNSでの周知等を行い、市民へサービスの活用とそれによる新しい受診スタイルの周知を積極的に促す。また、市民の健康を守るゲートキーパーの役割を担うクリニック・診療所を対象に「ユビーリンク」の説明会を開催し、デジタルを活用した業務効率化ツールの導入を全面支援していく。

【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】

・生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
英語版:https://ubiehealth.com

・医療機関向け「ユビーAI問診」
https://intro.dr-ubie.com/
・生活者とクリニックをつなぐ「ユビーリンク」
https://intro.dr-ubie.com/ubielink

本件に関するお問い合わせ先

Ubie株式会社
所在地:東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
電話番号:03-6778-4016
URL:  https://ubie.life