「Ubie」、医療・ヘルスケア領域における生成AI等のイノベーションと安全性の両立を目指す研究組織「Ubie Lab」を創立

Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部 吉倫・久保 恒太、以下「Ubie」)は、研究を開発・ビジネスと並ぶ柱として注力していくため、独立した研究組織として「Ubie Lab(ユビーラボ)」を7月31日に創立した。医療・ヘルスケア領域における大規模言語モデル(LLM)を含むAI研究を一層推進するほか、デジタルヘルス領域の調査や政策に関わる研究も行っていく。

「Ubie Lab」創立の背景

大規模言語モデル(LLM)を始めとする生成AIは、驚異的なスピードで発展を遂げ、多くの業界・職種での利活用が急速に進んでいる。一方で、技術が革新的であるがゆえに、情報の信頼性や活用にあたっての倫理性など、整理すべき課題が数多く存在しており、特に医療・ヘルスケア分野においては、生活者・患者への影響やプライバシー保護、医療倫理の観点等から慎重な利用が求められているのが現状である。

2017年に創業したUbieは、生活者が症状から関連する病名等を調べられるサービス、症状検索エンジン「ユビー」と、問診の効率化等により診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビーメディカルナビ」を提供している。これらのサービスのコア技術となるAIは、Ubieの共同代表である阿部氏と久保氏がAIの黎明期である2013年から多くの現役医師の協力を得ながら開発を進めてきたものであり、2023年7月現在では、症状検索エンジン「ユビー」は月間利用者数700万人、「ユビーメディカルナビ」は全国1,500以上の医療機関に導入されるまでに成長した。

このような背景から「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療・ヘルスケア領域でAI活用をリードしてきた知見・経験をもとに、医療・ヘルスケア領域においてAIによるイノベーションと安全性を両立する一助となるべく、「Ubie Lab」を設立する運びとなった。

「Ubie Lab」の活動内容

「Ubie Lab」のメンバーはAIの専門家に加え、メディカルリサーチ、ポリシーリサーチの専門家によって構成されている。これら多様な観点の専門家たちが協力し、医療・ヘルスケア領域における革新的かつ安全な社会実装を推進するための研究を推進する。

【活動内容】
・生成AIの基礎技術や安全性の検証
・Ubieが提供する既存サービスへの生成AIの活用可能性の検証
・生成AI等を活用した新規事業の検討
・業界団体と連携した政策動向の調査・提言 等

「Ubie Lab」に関するお問い合わせ
https://ubie.life/inquiry/collaboration

【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】

生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com

医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/

生活者とクリニックをつなぐ「ユビーリンク」
https://intro.dr-ubie.com/ubielink

本件に関するお問い合わせ先

Ubie株式会社
所在地:東京都中央区日本橋堀留町二丁目4番3号 日本橋堀留町2丁目ビル 6F
URL: https://ubie.life