さいたま市の急性期医療を担う自治医科大学附属さいたま医療センターにて8月1日より運用開始、医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」

メドピア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社である株式会社やくばと(本社:東京都中央区、代表取締役:後藤 直樹、以下「やくばと」)が提供する医療機関起点の薬局予約サービス「やくばと」が、自治医科大学附属さいたま医療センターにて8月1日より運用開始された。

「やくばと」導入の背景

自治医科大学附属さいたま医療センターは、さいたま市のみならず広域にわたって急性期医療の提供をはじめとする総合診療体制を築く病院である。1989年9月に自治医科大学附属大宮医療センターとして85床で診療開始後、2018年には認可病床数628床と中心であった循環器診療に加え、がん診療、救急、周産期、小児医療を機能拡充している。高度医療を提供し、地域住民の方々に安心して診療を受けてもらえる医療機関であるとともに、へき地で活躍する医師の支えとなる基地となるような医療機関としての発展を続けている。
自治医科大学附属さいたま医療センターは交通の利を生かした遠隔地医療連携モデルを創設し、自治医大の目指す“医療の谷間に灯を”ともしていきたいという考えから様々な地域より患者が来院する。そのような点から、各方面から来院する患者が受診~薬の受け取りといった受診行動全体で考えた際に、全国の薬局にて予約・薬の受け取りが可能な「やくばと」を活用することで、患者の受診行動全体での負担軽減に繋がることを評価され、「やくばと」の導入決定となった。

「やくばと」は、国が薦める医療DXの動向も見据えながら、機能進化を続けると共に、導入医療機関・薬局数の拡大を通して薬局予約プラットフォームとしての更なる利便性向上に取り組んでいく。

「やくばと」の概要

「やくばと」は、薬局での待ち時間削減やかかりつけ化を推進する、処方箋画像事前送信による医療機関起点の薬局予約サービス。導入医療機関内で患者に「やくばと」の案内がされ、患者は自身のスマートフォンを用いて薬局を選択し処方箋画像事前送信を行う。スマートフォンを用いることで、場所を取らない他、SMSによる出来上がり通知を受け取ることができ、従来から設置されている処方箋FAXコーナーが果たしていた機能を、より簡便に使いやすい形で提供する。医療機関を起点にした処方箋画像事前送信サービスとして2022年7月にリリースして以降、導入医療機関数、さらに、導入薬局数も増やしている。

本件に関するお問い合わせ先

メドピア株式会社
所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
URL: https://medpeer.co.jp/