
AI医療機器を開発するアイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山 翔、以下「アイリス」)は、AI搭載の咽頭内視鏡システムnodoca®が、本格的なインフルエンザ流行期となる冬に先立ち、2023年12月18日現在、47都道府県の1医療機関以上への導入がなされたことを発表した。
同社によれば、日本全国の医療機関でnodocaを用いた診療がなされることで、インフルエンザ流行期の発熱診療の課題解決に寄与することが期待されるという。
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析することによりインフルエンザウイルス感染症に特徴的な咽頭所見・症状等の検出を行う、日本で初めての「新医療機器」として承認を取得したAI搭載医療機器。nodocaを用いたインフルエンザ診断は、2022年12月1日より保険適用されている。
現在、47全ての都道府県における医療機関でnodocaを用いたインフルエンザ検査が可能となっている(12月18日時点)。
インフルエンザは例年冬季から春先にかけて流行するとされているが、2022-2023シーズンは夏以降も流行の傾向が継続した。2023-2024シーズンにおいても、既にインフルエンザ患者数の増加が認められており、学校における集団感染の事例も報告されている。
また今年5月には新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが第5類に変更され、今後の各種感染症の動向が懸念されている。このため医療機関を訪れる患者数が例年より増加することも予測されている。

インフルエンザ検査の新しいカタチがいよいよ全国に広まってきましたね。
検査もどんどん合理化されていきます。
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DOCWEB編集部(一般社団法人 DOC TOKYO)
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