クリニックの物品管理・発注作業の手間を約90%削減する「pitto(ピット)」、アップグレード版

「全ての患者に適切な医療を届ける」をモットーに全ての医療従事者に寄り添うmappin株式会社(本社:大阪市北区、代表:吉元 台)は、医療向け在庫管理・自動発注システム「pitto(ピット)」を大幅にアップグレードした。現在の取引先(卸業者・ディーラー)を何一つ変更することなく、面倒な在庫管理や煩雑な発注作業を全て自動化し、誰でも簡単に、かつ正確に行えるようになる院内システムを医療従事者のために提供する。

医療向け在庫管理・自動発注システム「pitto(ピット)」とは

医療における物品管理は非常に重要である。たった一つの在庫切れや期限切れが重大な医療事故に繋がりうる世界である。しかし、他の業務を行いながら、煩雑な在庫管理や発注作業を正確に行うのは、非常に労力が必要である。

「pitto(ピット)」は、これらの煩雑な在庫管理・発注作業を自動化。QRコードによって誰でも簡単に、正確に、在庫を最適化するシステムである。

サービス提供の背景

医療業界においては、医療物品の適切な管理は非常に大きな課題の一つとなっている。医療スタッフの働き方改革が求められる中で、担当者に負担が集中したり、それによって残業になることも問題であるが、院内物品の保管場所の分散や煩雑な発注方法、期限管理の難しさなどによって、欠品や期限切れが起こり、そこから医療ミスが生じるリスクも無視できない。

この現状をなんとかしたい、医療をより良くしたいという強い想いから、mappin株式会社は業界初クリニック・歯科クリニック専用の在庫管理・自動発注システムの「pitto(ピット)」を提供していたが、この度、より便利に使えるように大幅なアップグレードを行った。

医療現場のリアルな声やニーズを基に、ただの在庫管理ツール以上の価値を提供することを目指している。

1.「誰でも使える」簡単な操作性

在庫管理や発注作業というのは煩雑で属人化しやすい業務である。少数のベテランに頼っているクリニックや、引き継ぎに苦労している病院も非常に多いという声を多々耳にする。こうして属人化した結果として、気づかないうちに業務が個人や少数のスタッフに集中し、そのスタッフが休んだり退職したりすると、また引き継ぎに苦労する、という負の連鎖も起こり得る。そしてこれは、なかなか院長の立場からは気付きにくい業務負担かもしれない。

「pitto(ピット)」は、現在の在庫管理にかかる労力をおよそ90%削減し、この問題解決の一助を担う。在庫管理は、QRコードを物品に貼り付け、入庫する時にスキャナーで「ピッと」スキャン、その日使った物品のQRコードを1日の終わりにまとめて「ピッと」スキャンするだけで完了する。そして、あらかじめ決めておいた定数を下回った物品はボタンひとつで自動的に取引先の業者へ発注される。それ以外に特に行うべきことはなく、現在利用中の病院やクリニックからは「本当に簡単に利用でき、個人に業務が集中することがない」という声が届いている。

2.院内在庫全ての「今どこにあるか」や「いつまで使っていいか」まで完全管理

ただ院内在庫の数量だけを扱うのではなく、現在どの物品がどこにいくつあるのかまでリアルタイムで管理。使いたい物品が見当たらずに、倉庫や棚を探し回ることももうない。

また、「pitto(ピット)」は期限管理も同時に行う。物品ごとに全て異なるQRコードを貼り付けるので、iPadやPCの画面上で簡単に期限を確認できる上に、期限切れが近くなるとアラートで知らせる。もう期限切れを起こしてしまうこともない。

「pitto(ピット)」は常に在庫を見張っている。「pitto(ピット)」は、金銭面でも労力面でも院内コストを削減し、それによって今より充実した病院・クリニック運営を行うことができる。

3.「毎月いくら使っているのか」等が一目でわかるExcel等のファイルへの出力

「pitto(ピット)」には、ファイル出力の機能も搭載。月ごとや年ごと等、指定された期間の発注履歴を Excel形式のファイルとしてダウンロードできる。出力されたファイルには、物品名や単価、発注先、注文数、入個数、発注日、発注者などの情報が含まれている。このファイルは病院やクリニックの月間支出を算出したり棚卸高を計算したりする際などに利用でき、クリニックのスムーズな運営をサポートする。

【選べるご利用プラン】

初期導入費用ありで月額2万円のプラン、導入費用無料の月額4万円の二種類のプランを用意。病棟が複数ある規模の病院等に関しては、別途相談。

全て、追加費用や解約金等は一切無し、最低契約期間等も無し。1ヶ月間の無料トライアルあり。

今後の展望

同社は「pitto(ピット)」の提供により、医療現場の効率化と患者へのサービス向上を実現する第一歩を踏み出した。今後も、医療現場の変化や求められていることをしっかりとキャッチし、さらなる機能追加や改善を進めていく予定である。
テクノロジーの進化と共に、AIやデータ解析をより深く活用し、「pitto(ピット)」が予測的な在庫管理やより先進的な発注最適化を提供できるようにすることも視野に入れている。また、病院やクリニックの運営に関する他の課題も解決できるような新しいサービスや機能の提供も検討中。
最終的には、「pitto(ピット)」がただの在庫管理ツールを超え、医療現場全体の業務効率化や質の向上をリードするインフラとなることを目指している。