自分に合った電子カルテ選び Part2

要約

過去20年間、院長先生の電子カルテ選びをサポートしてきました。最近は新規開業時だけでなく、既存開業のクリニックでも電子カルテ導入が進んでいます。既存開業の先生は「紙」に依存してきました。電子カルテ導入は、実はクリニックの業務改革にほかなりません。

その時に大切なことは、メーカー選びというよりも自院を担当してくれる、メーカー担当者をしっかり選ぶことです。具体的には、クリニック業務フローに精通していることです。紙運用と電子カルテ運用では、診療業務フローや運用方法が異なります。長年培ってきたクリニックのスタイルというものを理解してくれる担当者と導入準備をすることでストレスが少なく、スムーズに導入が進むでしょう。

こんなクリニックにおすすめ

・紙カルテ運用している既存開業の先生
・紙カルテから電子カルテへの移行を検討している
・電子カルテ選びに不安を感じている

講演者プロフィール

MICTコンサルティング
大西大輔氏

医療機関へのシステム導入の実績があり、診療所・病院・医療IT企業のコンサルティングおよび講演活動、執筆活動を行う。

2001年 一橋大学大学院MBAコース修了
2001年 医療系コンサルティングファーム「日本経営グループ」入社
2002年 医療IT総合展示場「メディプラザ」設立 (~2016閉館)
2007年 東京、大阪、福岡の3拠点を管理する統括マネージャーに就任
2013年 「電子カルテクラーク養成プログラム」を共同開発
2016年 コンサルタントとして独立し、「MICTコンサルティング」を設立
2018年 MICTコンサルティング株式会社を設立(法人化)
2019年 一般社団法人リンクア(医療介護教育)を設立