厚労省は、1月28日の国会で成立した「第3次補正予算」を受けて、「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保に関する補助金」の概要を公表した。
(目的)
新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、都道府県の指定を受けた診療・検査医療機関(仮称)における感染拡大防止対策に要する費用を補助することで、院内の感染拡大を防ぎながら発熱患者に対する診療・検査を提供することができる体制の確保を図るとともに、医療機関・薬局等における感染拡大防止対策等に要する費用を補助することにより、それぞれの機能・規模に応じた地域の役割分担の下で、院内等での感染拡大を防ぎながら地域で求められる医療を提供することができる体制の確保を図ることを目的とする。
(対象・補助額)
① 診療・検査医療機関(仮称)→100万円
② 医療機関・薬局等→25万円+許可病床数×5万円(薬局は20万円)
③ 令和2年度インフルエンザ流行期における新型コロナウイルス感染症疑い患者を受け入れる救急・周産期・小児医療機関体制確保事業による補助を受けた医療機関
→25万円+許可病床数×5万円から「令和2年度インフルエンザ流行期における新型コロナウイルス感染
症疑い患者を受け入れる救急・周産期・小児医療機関体制確保事業の補助基準額」を減じた額
関連通知:
令和2年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金の交付について(厚労省)https://www.mhlw.go.jp/content/000733735.pdf
令和2年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金について
https://www.mhlw.go.jp/content/000733737.pdf
提携:MICTコンサルティング