
【2026年6月4日更新】編集部にて製品情報及び補助金情報を最新の内容に更新しました。

この記事の監修者:MICTコンサルティング 大西大輔氏
医療機関へのシステム導入の実績があり、診療所・病院・医療IT企業のコンサルティングおよび講演活動、執筆活動を行う。
2001年 一橋大学大学院MBAコース修了
2001年 医療系コンサルティングファーム「日本経営グループ」入社
2002年 医療IT総合展示場「メディプラザ」設立 (~2016閉館)
2007年 東京、大阪、福岡の3拠点を管理する統括マネージャーに就任
2013年 「電子カルテクラーク養成プログラム」を共同開発
2016年 コンサルタントとして独立し、「MICTコンサルティング」を設立
2018年 MICTコンサルティング株式会社を設立(法人化)
2019年 一般社団法人リンクア(医療介護教育)を設立
はじめに
クリニックの新規開業、その成功には効率的な診療体制の構築が不可欠です。
そして、その鍵を握るのが、クリニックに最適な電子カルテの存在です。
しかし、多様化する電子カルテ市場で、自院に最適なシステムを見つけるのは容易ではありません。クラウド型?オンプレミス型?診療科別の特殊機能は?セキュリティは大丈夫?様々な疑問が浮かぶことと思います。
本記事では、50種類の電子カルテの特徴を徹底比較。システム形式の特徴から診療科別の必要機能まで、開業医が知るべき電子カルテの情報を網羅しています。
さらに、今後の医療DXの動向も踏まえた選び方のポイントをご紹介します。
理想の医院開業へ、最適な電子カルテがその一歩を後押しします。
ぜひ本記事をお読みいただき、自院の理想の姿を思い描きながら、最適な電子カルテを選んでいただければ幸いです。
DOCWEBなら、クリニック向け電子カルテを時短で比較できます
電子カルテ総論
電子カルテの役割
電子カルテは、レセコンと共に医療機関の基幹システムとして、多くの新しい製品が開発されています。
運用しやすく低コストなクラウド型電子カルテの普及により、現在クリニックでの電子カルテ導入率は約50%にのぼります。(2020年厚労省調べ)
2025年現在、電子カルテは単なる記録システムを超え、受付や予約、会計、各種医療機器やサービスとの連携によりクリニック全体の業務効率化と合理化に貢献する、いまやクリニック経営に必須ともいえるシステムに成長しています。
電子カルテ活用での注意点
クリニックの特徴や先生のスタイルによって求められる機能は様々で、それに合わせて電子カルテの機能も多様化しています。診療科に合った機能はもちろん、どんなクリニックを目指すのか、ご自身の信念や興味といった視点も総合的にとらえることで、これから開業するクリニックの「合理化」に何が必要かを把握できます。
その上で、各電子カルテ製品の特徴を比較していきましょう。
また、特に近年、医療のデジタル化(DX)が急速に進み、オンライン資格確認やマイナンバーカードの活用、電子処方箋などの医療情報のネットワーク化の義務化が推し進められています。さらにAI問診やスマートウォッチの活用など、デジタル技術を活用したサービスも広がりをみせています。
これらのDXの動きを踏まえた機能にも着目し、急速に発展する医療情報の共有化や地域包括システム、将来の全国医療情報プラットフォームに対応可能な機種やメーカーを選択する必要があります。
また、医療DXにおけるクリニック同士の集患競争にも備えて機能を見極めなければなりません。
一方、患者情報の適切な管理と共有における、セキュリティ面での課題にも留意が必要です。
導入する電子カルテのセキュリティ対策はガイドラインに沿っているか、メーカー独自のセキュリティシステムがどのようなものかを調べたうえで選定していくことも重要です。
カルテの選び方は システム形式 ×診療科 ×先生のスタイル
(1)システム形式:クラウド /オンプレミス /ハイブリッドの違い
クラウド型、オンプレミス型、ハイブリッド型の電子カルテにはそれぞれ特徴があります。
各特徴をみてみましょう。
クラウド型電子カルテ
- 初期投資が少ない
- 端末増設がしやすい
- 常に最新版を使用可能a
- 場所やOSを選ばずアクセス可能
- 月額費用が継続的に発生
- インターネット環境に依存
- オンプレに比べると連携できる周辺システムが少ない
- 導入研修の期間が短い
おすすめのクリニック
- 新規開業のクリニック
- IT管理の手間を省きたいクリニック
オンプレミス型電子カルテ
- カスタマイズの自由度が高い
- 大規模なクリニックも対応できる
- データ管理の主導権を持てる
- 導入研修・保守が手厚い
- 初期投資が高額
- 端末増設時の費用が高額
- サーバ保守・管理の手間がかかる
おすすめのクリニック
- 多端末が必要な大規模なクリニック
- セキュリティに特に厳しい要件があるクリニック
ハイブリッド型電子カルテ
- クラウドとオンプレミスの利点を組み合わせられる
- データのバックアップが容易
- 大規模なクリニックも対応できる
- 導入研修・保守が手厚い
- システム構成が複雑になる可能性がある
- インターネットやPCの負荷が高い場合がある
- クラウドに比べて高額のことが多い
おすすめのクリニック
- 成長過程にある中規模クリニック
- データ保管の確実性(二重性)を重視するクリニック
(2)診療科による違い
診療科ごとに必要とされる機能やニーズが異なるため、診療科に合わせた電子カルテ選定のポイントをおさえておきましょう。
眼科向け電子カルテ
- 眼科特有の検査データ等の管理機能
- 眼科用医療機器との連携
- 保険と自費分野の対応
≪眼科クリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
整形外科向け電子カルテ
- 画像診断機器との連携
- リハビリテーション計画管理
- リハビリカルテの作成
≪整形外科・リハビリクリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
精神科向け電子カルテ
- 長期的な経過記録機能(閲覧性の向上)
- 書類作成(診断書、紹介状、精神科特有の書類)
- 心理検査結果、カウンセリング記録の統合
小児科向け電子カルテ
- 成長曲線管理
- 予防接種スケジュール管理
- 年齢に応じた薬剤量計算機能
≪小児科クリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
訪問診療向け電子カルテ
- 移動に最適化されたモバイル対応UI
- 訪問スケジュール管理
- 在宅向け算定アシスト機能
- 多職種でのコミュニケーション機能
≪訪問診療&在宅クリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
産婦人科向け電子カルテ
- 妊婦健診記録の体系的管理
- 周産期管理の電子カルテ連携
- 母子手帳の電子化・共有
- 不妊治療補助システム
内科向け電子カルテ
- 複合的な症状管理機能
- 生活習慣病の経過記録・療養計画書の作成
- 処方・検査チェック(病名・薬・検査の相互チェック)
外科向け電子カルテ
- 術式データベースと手術記録管理
- 創傷管理支援機能
- 退院後の経過フォロー機能
内視鏡科向け電子カルテ
- 内視鏡画像の管理・共有機能
- 所見の標準化と経時比較機能
- 検査予約と待ち時間管理
自費診療向け電子カルテ
- 自費価格表の設定と請求管理
- 保険適用外サービスの説明同意管理
- 顧客管理・リピート予約機能
≪美容・自費診療クリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
ここにあげたのは代表例の一部ですが、ご自身の診察内容を具体的にリスト化し、その機能や連携機能が備わった電子カルテを選定することが大切です。
(3)先生のスタイルによる違い
クリニックの開業にあたり、先生方、それぞれが独自のスタイルやポリシーを持っておられることと思います。自身のスタイルに合った電子カルテを選ぶことで、より効率的で満足度の高い診療を実現することが可能で、それこそが患者満足度にも繋がるポイントといえます。
ここでは代表的な診療・経営スタイルと、それに適した電子カルテの特徴を紹介します。
- 待ち時間最小化を重視
予約管理機能が充実し、受付から会計までの一連の流れをスムーズに管理できる電子カルテがおすすめです。WEB予約システムとの連携や、問診情報の事前入力機能の活用でさらに待ち時間を削減できます。 - 患者さんとのコミュニケーションを重視
タブレット対応のUIを持つ電子カルテがおすすめです。診察室で患者さんと一緒に画面を見ながら説明できるため、理解度と満足度の向上につながります。また、患者向けポータルサイトやアプリと連携し、診療情報や検査結果を共有できる機能も有用です。 - データ分析による経営改善を目指したい
豊富な分析機能を持つ電子カルテが適しています。患者属性、診療内容、収益などの多角的な分析が可能で、経営判断に活用できるレポート機能を備えたものを選びましょう。 - 多職種連携を重視
他職種間でのスムーズな情報共有が可能な電子カルテが適しています。看護師や検査技師との連携機能、他院や介護施設とのデータ連携機能などが充実したものを選ぶと良いでしょう。 - 最新の医療技術を積極的に取り入れたい
AI診断支援やオンライン診療機能など、先進的な機能を備えた電子カルテが適しています。常に最新機能が追加されるクラウド型を選ぶのも一案です。
これらのスタイルは一例であり、実際には複数のスタイルを組み合わせた運営を行う場合が多いと考えられます。 ご自身の診療・経営スタイルを明確にし、それに最も適した機能を持つ電子カルテを選びましょう。
クリニック向け電子カルテ比較表
クリニック向け電子カルテクラウド型の基本情報比較表
| 項目 | CLINICS (クリニクス) |
CLIUS (クリアス) |
M3DigiKar (エムスリーデジカル) |
MAPs for CLINIC | HOPE LifeMark-SX Cloud エントリーモデル |
Qualis Cloud クオリスクラウド |
BrainBox Cloud | ユビキタス電子カルテ | OWEL (オーウェル) |
CLIPLA Basic | Blanc | ヘルス×ライフカルテ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| メーカー名 | メドレー株式会社 | 株式会社DONUTS | エムスリーデジカル株式会社 | 株式会社EMシステムズ | 富士通 ヘルスケアソリューション | 株式会社ビー・エム・エル | 株式会社湯山製作所 | セコム医療システム株式会社 | セコム医療システム株式会社 | 株式会社クリプラ | 亀田医療情報株式会社 | 勤次郎株式会社 |
| 初期費用 | 0円 | 20万円~ (0円プラン有) |
0円 | 0円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 0円 |
| 月額費用 | オプションで変動 要見積もり |
12,000円~ | ORCA連動型:11,800円~ レセコン一体型:24,800円~ |
20,000円/1接続 (追加1接続あたり5,000円) |
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ライセンス3台まで19,000円 4台以降1台あたり3,000円 |
| レセコン一体型/ 連携型 |
ORCA内包型 | ORCA一体型プランあり | ORCA連動型/ レセコン一体型 |
ORCA連動型/ レセコン一体型 |
情報なし | レセコン一体型 レセプトチェックソフト標準装備 |
レセコン一体型 | ORCA・ML-A連携 | 情報なし | ORCA連動型 | ORCA一体型 | WebORCA ML-A Plus MegaOakIBARSⅢと連携 (費用別途相談) |
| サポート | 導入支援立ち合い オンラインサポート |
メール 電話 遠隔サポート |
サポートセンター・メール プレミアムプラン有 |
全国にサポート拠点 訪問サポート可 |
全国の販売会社が導入・保守に対応 | 全国103拠点の営業・サポート体制あり リモートサポート対応 導入・オンプレ版・クラウド版間の移行支援 |
全国のアフターサービス拠点 専用コールセンター |
電話サポート WEBシステムからの問い合わせ リモート操作サポート |
無料メールサポート | 専任スタッフサポート サポートセンター(土曜も利用可) |
専用オペレーター ユーザーサイトからの問い合わせ |
電話サポート窓口 |
| 資料請求 | 資料DL | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
クリニック向け電子カルテオンプレミス型の基本情報比較表
| 項目 | BrainBoxVⅣ | ダイナミクス | Qualis | SUPER CLINIC Ⅳ | m-KARTE | MRN | Ai・CLiNiC Vega | TOSMEC Aventy Ⅳ トスメックアベンティ |
Dr.Simpty for ORCA | ハヤブサ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| メーカー名 | 株式会社湯山製作所 | 株式会社ダイナミクス | 株式会社ビー・エム・エル | ラボテック株式会社 | 株式会社LSIメディエンス | 株式会社EMシステムズ | アイネット・システムズ株式会社 | エムスリーソリューションズ株式会社 | 三栄メディシス株式会社 | GMOヘルステック株式会社 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ | 22万円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| 月額費用 | 要お問い合わせ | 13,200円(税込) | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 25,000円~ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| レセコン一体型/ 連携型 |
レセコン一体型 | レセコン一体型 | レセコン一体型 | レセコン一体型 | レセコン一体型 | レセコン融合型 | レセコン一体型 | レセコン一体型 | ORCA連動型 | レセコン一体型 |
| サポート | 全国のアフターサービス拠点 リモートメンテナンス |
電話 メール FAXによるお問い合わせ |
全国103ヶ所の営業拠点 自社コールセンター |
電話サポート 訪問・オンライン保守サポート |
営業・販売担当員によるサポート リモートメンテナンス |
全国各地のサポート拠点 訪問サポート |
電話対応サポートセンター | 情報なし | 専用フリーダイヤル リモートメンテナンス |
サポート専用ダイヤル 訪問サポート |
| 資料請求 | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
クリニック向け電子カルテハイブリッド型の基本情報比較表
| 項目 | HOPE LifeMark-SX 富士通 |
Medicom-HRf Hybrid Cloud ウィーメックス株式会社 |
|---|---|---|
| メーカー名 | 富士通 | ウィーメックス株式会社 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| 月額費用 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| レセコン一体型/ 連携型 |
レセコン内包 | レセコン一体型 |
| サポート |
全国の販売代理店 営業拠点 CE拠点でサポート提供 オンライン情報配信 リモートメンテナンス対応 |
全国157拠点のサポート体制 リモートサポートで迅速対応 |
| 資料請求 |
クリニック向け電子カルテ在宅診療・眼科・産婦人科特化の基本情報比較表
| 項目 | homis | モバカルネット | Zaitak Karte | IMAGEnet eカルテ V5・V5クラウド | CLIPLA Eye | Medius CL | eyemet’s | NAVIS®-CL | f kartet | CLIPLA Luna | タック電子カルテシステムDr.F | Hello Baby Program Cell |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 会社名 | メディカルインフォマティクス株式会社 | NTTデバイステクノ株式会社 | GMOヘルスケア株式会社 | 株式会社トプコン | 株式会社クリプラ | 株式会社ビーライン | 有限会社ファーストメディカル | 株式会社ニデック | 株式会社ニューウェイブ | 株式会社クリプラ | タック株式会社 | 株式会社ミトラ |
| 診療科特化 | 在宅医療 | 在宅医療 | 在宅医療 | 眼科 | 眼科 | 眼科 | 眼科 | 眼科 | 産婦人科 | 産婦人科 | 産婦人科 | 産婦人科 |
| 初期費用 | 20万円 | 20万円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| 月額費用 | 2万円~ | 5万円~(5ユーザーまで) | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| オンプレ/クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド/オンプレ選択可 | クラウド | クラウド | オンプレ | オンプレ | オンプレ | クラウド | クラウド/オンプレ選択可 | オンプレ |
| レセコン一体型/ 連携型 |
ORCA連動型 | ORCA連動型 | クラウド型 | ORCA連動型 | ORCA連動型 | レセコン連携 | ORCA連携 | ORCA連動型 | 超音波診断装置や予約システムと連携 | Voluson連携 | レセコン連携 | レセコン連携 |
| サポート | 日医IT認定サポート事業所 充実したヘルプデスクあり |
– | – | コールセンター オンサイトサポート リモートサポート |
サポートセンター 土曜も利用可 |
コールセンター リモート定期点検 |
パートナー会社との連携 アフターサポート可能 |
専用サポートセンター サービスエンジニアによるサポート |
定期保守 バージョンアップ ヘルプデスク完備 |
サポートセンター 土曜も利用可 |
電話・メールのリモートサポート | リモートメンテナンス 必要に応じ訪問 |
| 資料請求 | 資料DL | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
≪訪問診療&在宅クリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
≪眼科クリニック向け電子カルテ選びのポイント&製品比較記事へ≫
クリニック向け電子カルテ精神科・耳鼻咽喉科・美容・自由診療特化・有床向けの基本情報比較表
| 項目 | Warokuクリニックカルテ | クリプラENT | MEDI BASE | キレイパスコネクト | medicalforce | ACUSIS Cloud | B4A | SMARTCRM | Open-Karte Cloud | i-MEDIC Plus | RACCO | REMORA | ドクターソフト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 会社名 | 株式会社レスコ | 株式会社クリプラ | 株式会社メディベース | GMOビューティー株式会社 | 株式会社メディカルフォース | 株式会社プロ・フィールド | 株式会社B4A Technologies | カルー株式会社 | ウィーメックスヘルスケアシステムズ株式会社 | 株式会社レゾナ | システムロード株式会社 | 株式会社ファインデックス | 油井コンサルティング |
| 診療科特化 | 精神科 | 耳鼻咽喉科 | 美容/自由診療 | 美容/自由診療 | 美容/自由診療 | 美容/自由診療 | 美容/自由診療 | 美容/自由診療 | 有床 | 有床 | 有床・産婦人科 | 有床 | 有床 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 14万円~ | 0円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 0円~ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 170,000円~ |
| 月額費用 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 4.5万円~ | 40,000円~ | 50,000円~ | 59,800円 | 30,000円~ | 50,000円~ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 32,300円~ |
| オンプレ/クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド/オンプレ選択可 | クラウド/オンプレ選択可 | オンプレ | オンプレ | オンプレ |
| レセコン一体型/ 連携型 |
ORCA、HOPE SX-S・SX-R連携 | ORCA連携 | Web ORCA連携 | なし | なし | ORCA連動型 | なし | なし | ORCA・ML-A連動型 | レセコン連携 | ORCA連携 | ORCA連携 | レセコン一体型 |
| サポート | 24時間365日サポート | 専任スタッフ サポートセンター |
専任担当者がサポート | ヘルプセンター 往訪サポート |
電話・メール・対面サポート | 電話・メール対応 | 電話・LINE・slack対応 | 専任担当者による提案 | 定期訪問・コールセンター | メール・電話サポート | 全国遠隔サポート | なし | 電話・メール・IPv6インターネットサポート |
| 資料請求 |
まとめ
本記事では、クリニックの効率化を実現する電子カルテの選び方について、詳細に解説してきました。特に、システム形式、診療科別の特徴、そして今後の医療DXの動向を踏まえた選択の重要性など、多角的な視点から電子カルテ選びのポイントをお伝えしました。
開業を控えた先生方にとって、電子カルテの選択は単なるシステム導入以上の意味を持ちます。それは、診療の質向上、業務効率化、そして患者サービスの充実につながる重要な決断です。
多様化する電子カルテ市場において、自院に最適なシステムを見つけるのは簡単ではありません。しかし、本記事で紹介した比較表や製品一覧、そして選び方のポイントを参考にすることで、より良い選択ができるはずです。
医療のデジタル化が進む今、適切な電子カルテの選択は、開業成功への重要なステップとなります。自院の理想の姿を思い描きながら、最適な電子カルテを選んでいただければ幸いです。
開業準備に奮闘されている先生方のご成功を、心よりお祈りしております。

この記事の監修者:MICTコンサルティング 大西大輔氏
医療機関へのシステム導入の実績があり、診療所・病院・医療IT企業のコンサルティングおよび講演活動、執筆活動を行う。
2001年 一橋大学大学院MBAコース修了
2001年 医療系コンサルティングファーム「日本経営グループ」入社
2002年 医療IT総合展示場「メディプラザ」設立 (~2016閉館)
2007年 東京、大阪、福岡の3拠点を管理する統括マネージャーに就任
2013年 「電子カルテクラーク養成プログラム」を共同開発
2016年 コンサルタントとして独立し、「MICTコンサルティング」を設立
2018年 MICTコンサルティング株式会社を設立(法人化)
2019年 一般社団法人リンクア(医療介護教育)を設立
電子カルテ導入・入れ替え向け補助金・支援金情報(2026年度)
デジタル化・AI導入補助金2026(旧:IT導入補助金)
| 管轄 | 中小企業庁・中小機構等 |
| 主な対象 | 中小企業・小規模事業者等 |
| 想定用途 | クラウド電子カルテ、WEB予約、WEB問診、オンライン診療、AI電話、レセコン連携、会計システム等 |
| 補助率・補助額 | 通常枠は1/2以内、一定要件で2/3以内、補助額は5万円以上450万円以下 |
| 注意点 | 登録済みのIT導入支援事業者・ITツールのみ対象 |
医療情報化支援基金による支援制度
医療DX推進のために設けられた基金を財源として、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスへの対応を支援する制度です。
a.電子処方箋導入支援事業
| 管轄 | 厚生労働省 |
| 主な対象 | 病院、診療所、歯科診療所、薬局等 |
| 想定用途 | 電子処方箋対応、電子カルテ改修、レセコン改修、システム接続、ベンダー設定作業等 |
| 補助率・補助額 | 医療機関区分や導入内容により異なる |
| 注意点 | 既存システムを電子処方箋対応へ改修する際に利用されるケースが多い。 |
a.電子カルテ情報共有サービス導入支援
| 管轄 | 厚生労働省 |
| 主な対象 | 病院、診療所、歯科診療所等 |
| 想定用途 | 電子カルテ情報共有サービス接続、3文書6情報対応、診療情報共有、医療DX基盤整備等 |
| 補助率・補助額 | 導入内容や対象施設により異なる |
| 注意点 | 電子的診療情報連携体制整備加算や医療DX推進施策との関係が深く、 将来的な施設基準や情報連携への対応を見据えたシステム整備が求められる。 |
※補助金・支援制度の内容は年度や公募回によって変更される場合があります。導入予定の電子カルテやシステムが対象となるかを含め、最新の公募要領や公式情報をご確認ください。
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DOCWEB編集部(一般社団法人 DOC TOKYO)
DOCWEB編集部は、2016年の設立以来、クリニック運営・医療業務・医療ITに関する情報を中心に、複数の医療機関やサービス提供事業者への取材・情報整理を通じて、医療現場と経営の実務に即した情報整理・比較を行っている編集チームです。
公開情報や取材内容をもとに情報を精査し、医師が状況に応じて判断できるよう、比較・検討の材料を提供しています。

