【2026年最新一覧表】クリニック向けオンプレミス型電子カルテメーカー10製品を比較・補助金情報

2026年度オンプレミス型電子カルテ

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【2026年6月5日更新】製品情報及び補助金情報を最新の内容に更新しました。FAQを更新しました。

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はじめに

クリニックでは、コストを抑えつつ必要な機能に絞られたクラウド型電子カルテが選ばれることが多い一方、データ制御やカスタマイズ性を重視する医師の間では、施設内のサーバーで管理するオンプレミス型電子カルテも根強い人気があります。
特に、施設に特化した機能を求めたり、データ管理の責任を持ちたいと考える院長にはオンプレ型が適している場合も多くあります。
本記事では、オンプレミス型電子カルテを導入した医師の実体験を交えつつ、クラウド型とは異なる視点からそのメリットや選び方のポイントについて解説します。

オンプレ型?クラウド型?選択に迷われている方はこちらの記事からどうぞ
クリニックにおすすめの電子カルテ50選!新規開業医向け医療DX時代の選び方

主要なオンプレミス型電子カルテ比較一覧

電子カルテ比較表
項目 BrainBoxVⅣ ダイナミクス Qualis SUPER CLINIC Ⅳ m-KARTE MRN Ai・CLiNiC Vega TOSMEC Aventy Ⅳ
トスメックアベンティ
Dr.Simpty for ORCA ハヤブサ
メーカー名 株式会社湯山製作所 株式会社ダイナミクス 株式会社ビー・エム・エル ラボテック株式会社 株式会社LSIメディエンス 株式会社EMシステムズ アイネット・システムズ株式会社 エムスリーソリューションズ株式会社 三栄メディシス株式会社 GMOヘルステック株式会社
初期費用 要お問い合わせ 22万円 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ 13,200円(税込) 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 25,000円~ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ
レセコン一体型/
連携型
レセコン一体型 レセコン一体型 レセコン一体型 レセコン一体型 レセコン一体型 レセコン融合型 レセコン一体型 レセコン一体型 ORCA連動型 レセコン一体型
サポート 全国のアフターサービス拠点
リモートメンテナンス
電話
メール
FAXによるお問い合わせ
全国103ヶ所の営業拠点
自社コールセンター
電話サポート
訪問・オンライン保守サポート
営業・販売担当員によるサポート
リモートメンテナンス
全国各地のサポート拠点
訪問サポート
電話対応サポートセンター 情報なし 専用フリーダイヤル
リモートメンテナンス
サポート専用ダイヤル
訪問サポート
資料請求


クリニック向けクラウド型電子カルテの比較詳細をみる

クリニックにおすすめの電子カルテ50選から最適な電子カルテを選ぶ

オンプレミス型電子カルテ各製品の詳細情報

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性AIがカルテ・レセプトの内容を分析し、他のオーダー候補を提案
次回診療時のカルテ内容を事前に記載が可能、WEBカルテ機能(オプション機能)
操作性当月分と過去3回分のレセプトを並べて表示
画面・操作方法・メニュー・コマンドの選択がカスタマイズフリー
連携日本医師会ORCA管理機構が提供する介護・訪問看護ソフト「給管帳クラウド」と連携可能
サポート全国のアフターサービス拠点、専用コールセンターによるリモートメンテナンスも充実
医師のコメント“(医薬品データベースが)月1回自動でアップデートされるので、スタッフらは、手間もかからず
スムーズに使うことができて便利だと話していました。”
“連携が非常にスムーズで、サポートも手厚く安心”
【出典:https://www.yuyama.co.jp/product/products/brainboxV4.html】

ユヤマが提供する「BrainBoxシリーズ」のクリニック向けオンプレ電子カルテの最新版でAI搭載が大きな特徴です。AIによってオーダー候補が提案され、スピーディな入力が可能、算定漏れやオーダー漏れも防ぎます。全国にアフターサービス拠点があり、手厚いサポートを受けながら使いやすくカルテをカスタマイズしたい先生におすすめです。

価格初期費用 22万円
月額費用 13,200円(税込) 更新料不要
機能性レセコン一体型、スマホアプリの活用で院内外で使用可能、データ分析機能、
Excel形式等でデータ抽出可能、データを取り出し訪問診療先で入力可能
操作性院内設置型ならではの軽快な操作感と安定した動作
連携RS_Base をはじめ、50社以上の製品と連携実績
サポート電話・メール・FAXによるお問い合わせ
医師のコメント“ワードやエクセルなど、電子カルテに関係のないソフトもダイナミクスと一緒に使える”
“ソフト販売のため、ハードウェアの交換を促されることがありません。買い替え時期も自由に決められるため、
ランニングコストを抑えられます”
“メーリングリストにあるQ&Aは非常に便利ですね。過去に同じ悩みを抱えた先生方が投稿された履歴を
確認できるため、とても助かっています。”
【出典:https://dyna.superdyn.jp/】

ダイナミクスは開業医である吉原正彦先生により「医師が医師へ良いシステムを」という趣旨のもと開発された電子カルテです。オンプレ型では珍しい月額1.1万円、更新料も不要と大変安価なのも魅力です。データ抽出形式の柔軟さは論文作成にも役立ちます。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性レセコン一体型。
厚労省のガイドラインに準拠したネットワーク、多彩な機能で簡単入力が可能に
操作性直観的に理解しやすいUIはPCに慣れていないスタッフでも使いやすいと好評
連携200件以上の医療関連機器と連動可能
サポート全国103ヶ所の営業拠点、応答率90%を誇る自社運営のコールセンター
医師のコメント“連動実績が多く、希望した医療機器やシステム全てと電子カルテが連携でき たのもよかったです。”
“最もカスタマイズが豊富に⾏え、画⾯が⾒やすいところが決め⼿となりました。”
【出典:https://www.bml.co.jp/service/qualis/】

クオリスの強みは検査機関との迅速な共有と多彩な他社連動です。連動可能機器は200種類を超えます。豊富な連携実績でクリニックに合わせた運用システムの構築が可能です。
こだわって選んだITシステムを好みで組み合わせたい先生におすすめです。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性レセコン一体型。
カルテセットの登録でワンクリックで一括入力可能、オプションで無線LAN・往診システム・
リハビリカルテ・服薬指導文書の発行が可能
操作性クリックやドラッグ&ドロップなど、基本的な操作だけで簡単スピーディにカルテを作成
ぱっと見ただけで全体を即座に把握できるシンプルなデザイン
連携
サポート電話サポート、訪問・オンラインでの保守サポート、運用点検
医師のコメント“他社に比べ、画面がソフトで長時間でも目が疲れないな、という印象を受けました。
また、テンプレートがとても使いやすく感じました。”
“サポート体制が充実していたので、安心して開業を迎えられました。開業した直後も数回にわたって
来院して直接指導してくれました。”
【出典:https://labotech.jp/products】

ラボテック株式会社は首都圏・関西圏でトップクラスのシェアを誇る電子カルテ専門メーカーで、保守サポートの手厚さに定評があります。また、クリック動作で多くの入力が可能なのでキーボードをメインに使わない先生にもおすすめの仕様です。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性富士通が提供するセキュアなネットワークサービス「FENICSⅡユニバーサルコネクト」を使用、
スマートデバイス機能のオプションでコメディカルとのリアルタイム連携や院外の利用も可能
操作性HOPE LifeMark-TXをはじめとした病院向け電子カルテをベースに設計。
多くの病院で評価されたUIを診療所で利用可能、メディカルセットによるカルテ入力の効率化
連携総合臨床検査センターとしてのノウハウを詰め込んだ検査支援システム「m-TEST」搭載で
スムーズな外注検査の依頼・結果受信が可能
サポート日本全国の営業・販売担当員によるサポート、システム担当員によるリモートメンテナンス
医師のコメント“テンプレートの作り込みが簡単にできる”
“訪問診療用にカス タマイズした点は、実に使い勝手が良い ですね。”
【出典:https://www.medience.co.jp/mkarte/】

富士通と検査会社大手LSIメディエンスで共同開発されたカルテです。オンプレ型ですが、富士通のネットワークサービスでクラウドと連携、バージョンアップや診療報酬改定、外注先とのデータ連携が可能です。外注検査が多いクリニックでも発注先とのやり取りに手を煩わされず効率的に診療を行うことができます。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 25,000円~
機能性レセコン融合型、自社センターとのリアルタイム同期(クラウド型バックアップ)、
一括セット入力機能、EHR(病診薬連携システム)、
他:保険証リーダー・診察券発行・シフト管理などオプション機能あり
操作性エリア分類された見やすい画面、ワンクリックでDo入力、処方に特化・残日数のカウントが簡単
連携多数の連携機器メーカーとの導入実績あり
サポート全国各地にサポート拠点あり、訪問サポート可能。PCが苦手な方にも好評
医師のコメント
【出典:https://service.emsystems.co.jp/mrn/】

長年の実績で根強い人気があるEMシステムズのオンプレ版電子カルテです。その実績の豊富さによって洗練された画面表示や入力操作で、ストレスなくカルテ入力ができます。手厚さに定評がある訪問サポートにより、PCが苦手でも安心して導入できます。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性オーダー・診察・会計・レセプト業務の完全一体型、オーダー処方チェックによる医療事故防止、
在宅機能・データ閲覧入力を助ける補助アプリ、リハビリカルテ、
オンライン診療、HPKIリモート署名、外来データ提出
操作性直観的でシンプルな画面構成で短時間で操作方法を習得できる、
マニュアルいらずの簡単操作でスタンプを押す感覚で入力可能
連携具体的な連携実績は要問い合わせ
サポート電話対応のサポートセンターあり
医師のコメント“マニュアルがほとんど無しで、使える簡易性、直感的な操作性、それとしっかりとした医事管理、医事計算が
できるところがポイントだと思います”
“オーダー系と医事系の一体化した統合型システムであることが、大きなメリットです。”
【出典:https://www.ains.co.jp/system/ai-clinic/】

診療にまつわる業務を引き受ける完全一体型カルテですが、複雑さが抑えられ、マニュアルいらずで直観的に使える仕様になっています。必要に応じて在宅機能やリハビリカルテといった機能を追加できるカスタマイズ性が高い点も魅力です。オンプレ型を検討中で、訪問診療も効率的にこなしたい先生は是非チェックしてみてください。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性レセコン一体型、オーダーアシスト機能でカルテ入力を強力サポート、診療履歴や状態を時系列表示、
モバイル端末を活用した問診票入力・在宅診療時のカルテ入力可能
操作性患者さんのカルテを一画面で即座に確認可能、ショートカット機能
連携画像診断機器とDICOM MWMやCSVで患者基本情報を連携
サポート
医師のコメント
【出典:https://m3s-aventy.net/】

CTやMRIなどの一般画像診断機器をはじめとした医療機器連携に強みを持つ電子カルテです。病名パターンとそれに紐づくオーダーの入力パターンを学習し、カルテ入力の負担を軽減します。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性紙カルテをスキャンで取り込み可能、インターネットによる自動更新ソフトのみ販売可
操作性画面展開やボタンが最小限のシンプル設計
連携拡張性に優れ必要な機能の追加が容易
サポート専用のフリーダイヤルにて平日は夜8時まで、土曜日も午後3時まで リモートメンテナンス
ハードウェアトラブル時は訪問サポート
医師のコメント“導入費用が安価なので、オンプレ型でも手頃なものを探している人におすすめです”
【出典:https://san-ei.com/simpty/】

Dr.Simpty(ドクターシンプティ)は誰にでも使いやすいシンプル設計が特徴の電子カルテです。金額は非公開ですが、インターネット上の口コミによると、オンプレ型の中では安価で導入しやすい金額のようです。

価格初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
機能性レセコン一体型、サーバー・サブサーバー・クラウドサーバへのデータバックアップ機能、
豊富な導入実績・事例から診療科ごとのカスタマイズと提案が可能
操作性マニュアルいらずの直感的な操作性、最小限の画面展開数で少ない操作でのスピーディーなカルテ入力
連携PACS・オンライン診療・WEB予約・在宅医療介護SNS、高性能なDICOMファイリング(オプション)
サポートサポート専用ダイヤルあり、緊急時はパートナー会社からの訪問サポート
医師のコメント
【出典:https://gmo-healthcare.com/product/hayabusa/】

マニュアルいらずの操作性に加え、診療科に合わせた機能をカスタマイズすることで効率的な診療が可能です。豊富な導入実績から最適なカスタマイズの提案を受けることができます。

オンプレミス型電子カルテとは?

オンプレミス型vsクラウド型電子カルテの比較

オンプレミス型vsクラウド型電子カルテの比較

特徴 オンプレ型 クラウド型
データの保存場所 クリニック内のサーバー 外部のサーバー(インターネット経由)
アクセス方法 主にクリニック内の特定のパソコンからのみ インターネット接続があれば場所を問わず
初期費用と運用コスト 高めに設定された初期費用・定期的なメンテナンス費用 比較的低めの初期費用と月額利用料
アップデートと機能追加 定期的な大規模なアップデート 提供企業が定期的に自動アップデート、新機能も随時追加
セキュリティ 院内でのセキュリティ管理 企業によるセキュリティ対策


クリニック向けクラウド型電子カルテの詳細をみる

オンプレミス型電子カルテのメリット

  • カスタマイズの自由度が高い
    オンプレミス型は、施設の特定ニーズに応じて細かくカスタマイズが可能です。診療科目や業務フローに合わせて、柔軟に対応できます。また、他のシステムとの連携や追加機能の導入が容易で、運用効率を最大化することができます。
  • 大規模なクリニックも対応できる
    オンプレミス型は、特に大規模なクリニックや病院に適しています。膨大なデータを処理し、複数の端末で安定的に利用できます。複数診療科や大量の患者データを管理する必要がある場合にも、スムーズに対応が可能です。
  • データ管理の主導権を持てる
    データが自施設内に保存されるため、情報の管理やアクセス権の制御を自ら行うことができます。セキュリティやプライバシーに対しても、独自のポリシーを適用でき、外部への依存を最小限に抑えられます。
  • 導入研修・保守が手厚い
    システム導入時にはベンダーによる研修が行われることが多く、スタッフ全員がスムーズに利用できるようサポートされます。また、保守契約により定期的なメンテナンスやトラブル対応が行われるため、運用上の問題が発生した際も迅速に対応してもらえる点が大きなメリットです。

オンプレ型電子カルテのデメリット

  • 初期投資が高額
    オンプレミス型システムは、専用のサーバーやハードウェアの購入・設置が必要であるため、初期投資額が高額になることが一般的です。また、システム構築や導入にかかるコストもクラウド型と比べて大きくなることがあります。
  • 端末増設時の費用が高額
    施設の規模が拡大したり、業務が増加した場合、追加の端末や機器の購入、設定が必要になります。これに伴うコストは大きく、特に大規模施設においては端末増設にかかる費用が高額となる可能性があります。
  • サーバ保守・管理の手間がかかる
    オンプレミス型では、自社内でサーバーの保守・管理を行う必要があります。サーバーの定期的な更新、障害対応、セキュリティ対策などに多くの労力と時間がかかります。また、専門知識を持つ技術者の確保が難しい場合、外部の保守業者に依頼する必要があり、コスト増加の要因にもなります。

オンプレミス型電子カルテは、施設のニーズに応じた高いカスタマイズ性と大規模なデータ処理能力、データ管理の主導権を持てる点が魅力です。一方で、初期投資や端末増設時のコストが高く、サーバーの保守・管理に手間がかかることがデメリットです。特に大規模施設では導入のメリットが大きい反面、コスト面や管理負担に対する慎重な検討が必要です。

クリニック向けクラウド型電子カルテの詳細をみる

クリニックにおすすめの電子カルテ50選から最適な電子カルテを選ぶ

体験談から学ぶ!オンプレミス型電子カルテ選びのポイント

先輩医師の声:オンプレミス型を選んで良かった理由

  • テンプレートや入力セットのカスタマイズが柔軟で最適な形で効率化がかなう
  • サポートが手厚く困ったら駆けつけてくれる、連携がスムーズ
  • ベンダーにスタッフ教育を任せられる
  • 開業前~初期に一緒に伴走してもらえる
  • データベースや診療報酬が自動でアップデートするなどオンプレ型も進化している

先輩医師の声:オンプレミス型を選ぶときの注意点

  • 前のカルテは動作不良時にデータが飛んでしまった。バックアップの有無や仕組みを確認し、自院サーバーにトラブルが起きた時の対応まで考慮した方が良い。
  • 初期費用、運用コストが高い。PCがメーカー指定で、再購入や修理の時に費用がかさむ。
  • 診療の型が決まっている自院には柔軟性が高く多機能のオンプレ型はオーバースペックだった。

まとめ

オンプレミス型電子カルテは、高いカスタマイズ性と安定したデータ運用が可能で、特にデータの制御や長期的な運用管理を重視するクリニックに向いています。医師からは特にカスタマイズ性やサポートについて好評の声が聞かれる一方で、初期費用やサーバーの保守管理が課題とされています。
目指すクリニックの特性に応じて、高いレベルの管理体制と柔軟なシステム対応を目指す場合、オンプレ型の導入を是非検討してみてください。

オンプレミス型電子カルテFAQ

オンプレミス型電子カルテとは、院内にサーバーを設置して運用する電子カルテです。

電子カルテのデータを院内で管理するため、インターネット環境に依存せず安定して利用できることが特徴です。また、自院の運用に合わせたカスタマイズがしやすく、大規模なクリニックや複数診療科を持つ医療機関でも導入されています。

一方で、サーバー機器の購入や保守費用が必要となるため、クラウド型と比較すると導入コストが高くなる傾向があります。

オンプレミス型電子カルテの最大のメリットは、安定した運用と高いカスタマイズ性です。

院内サーバーで運用するため、インターネット障害の影響を受けにくく、診療業務を継続しやすい環境を構築できます。また、診療科や業務フローに合わせた細かな設定やシステム連携にも対応しやすい点が評価されています。

さらに、患者データを院内で管理できるため、セキュリティポリシーを重視する医療機関にも適しています。

オンプレミス型電子カルテのデメリットは、初期費用と運用負担が大きいことです。

サーバーやネットワーク機器の購入が必要になるほか、定期的な保守や機器更新も発生します。また、災害対策やバックアップ体制についても医療機関側で検討しなければなりません。

そのため、導入時には将来的な運用コストまで含めて比較検討することが重要です。

院内運用を重視するならオンプレミス型、導入しやすさを重視するならクラウド型がおすすめです。

  • オンプレミス型: 安定性やカスタマイズ性に優れるが、初期費用は高め。
  • クラウド型: 初期費用を抑えやすく、サーバー管理の負担も少ない。

どちらが適しているかは、診療規模や運用体制、予算によって異なります。

オンプレミス型電子カルテの費用相場は、数百万円から1,000万円以上になることもあります。

  • 電子カルテ本体: システムライセンス費用
  • サーバー機器: 院内設置用サーバー・ストレージ
  • ネットワーク環境: 院内LAN・通信設備
  • 導入支援: 設定・データ移行・操作研修など

保守契約費用や制度改定対応費用が別途発生する場合もあるため、複数社から見積もりを取得して比較することが重要です。

多くのオンプレミス型電子カルテはオンライン資格確認や電子処方箋に対応しています。

近年は医療DXへの対応が求められており、多くのメーカーが以下の機能を提供しています。

  • オンライン資格確認
  • 電子処方箋
  • マイナ保険証対応
  • 標準型電子カルテ連携

ただし、対応状況や利用条件は製品によって異なるため、導入前に確認しましょう。

オンプレミス型電子カルテはインターネット障害時でも利用しやすい点が強みです。

院内サーバーで運用しているため、通信回線のトラブルが発生しても基本的なカルテ閲覧や入力を継続できるケースがあります。

ただし、停電やサーバー障害への対策として、UPS(無停電電源装置)やクラウドバックアップなどを併用することが重要です。

オンプレミス型電子カルテを選ぶ際は、機能だけでなくサポート体制も重視することが重要です。

  • 診療科への適合性
  • レセコンとの連携
  • 検査機器との接続
  • 医療DXへの対応状況
  • 保守・サポート体制

長期間利用するシステムだからこそ、価格だけでなく総合的な運用面まで比較することをおすすめします。

電子カルテ導入・入れ替え向け補助金・支援金情報(2026年度)

デジタル化・AI導入補助金2026(旧:IT導入補助金)

医療情報化支援基金による支援制度

医療DX推進のために設けられた基金を財源として、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスへの対応を支援する制度です。

a.電子処方箋導入支援事業

a.電子カルテ情報共有サービス導入支援

※補助金・支援制度の内容は年度や公募回によって変更される場合があります。導入予定の電子カルテやシステムが対象となるかを含め、最新の公募要領や公式情報をご確認ください。

診療科・タイプ別電子カルテ比較記事リンク