講演者:谷口 大樹 氏
所属先:(前)厚生労働省 医政局 地域医療計画課 主査 (現)厚生労働省 健康局 結核感染症課・新型コロナウイルス感染症対策推進本部戦略班 主査
動画詳細
2040年を見据えた医療提供体制についての講演では、日本の医療環境が直面する課題や将来の展望に焦点を当てています。現在、生産年齢人口の減少や高齢者の増加が進行しており、これに対応するためには病院やクリニックを含む地域全体での医療提供の在り方を再考する必要があります。
高齢者の増加に伴い、クリニックが重要な役割を果たすことが期待されています。また、医療従事者の不足に対処するためには、生産性向上やICTの活用が重要です。さらに、2040年に向けての医療の理想像として、患者が適切な医療を受けられる状況や医療従事者の負担軽減が挙げられました。
政策面では、地域医療構想や働き方改革などに取り組む必要があります。また、患者と医療従事者、行政の間での情報共有や理解を深めることも重要です。医療提供体制のミスマッチを解消するためには、施策の周知や広報が欠かせません。
講演者プロフィール
(前)厚生労働省 医政局 地域医療計画課 主査
(現)厚生労働省 健康局 結核感染症課・新型コロナウイルス感染症対策推進本部戦略班 主査
谷口 大樹 氏
医師として市中病院及び大学病院で2年間勤務した後、厚生労働省に入省し、医政局地域医療計画課にて医療計画や地域医療構想などに、2年間携わりました。
2023年1月より、健康局結核感染症課に異動し、新型コロナ対策などに従事しています。