講演者:青柳親房氏
所属先:新潟医療福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 特任教授
動画詳細
本講演では、地域包括ケアシステムの発展と医療と介護の連携の重要性について解説します。
2005年以降の構想変遷や2024年の改定に向けた準備、練馬区の事例を交えた具体例を紹介します。また、現状や2025年までの取り組み、在宅医療の課題、理想的な未来の医療像について触れます。最後に、地域ニーズに対応するクリニックの役割を模索する重要性を強調します。
講演者プロフィール
新潟医療福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 特任教授
青柳 親房 氏
昭和51年に東京大学経済学部を卒業し、当時の厚生省に入省しました。
厚生省では、年金、介護保険、医療保険、社旗保険などの制度の製作や改訂に携わりました。 その後、三重県福祉部老人福祉課長・社会課長、厚生省老人保健福祉局老人福祉計画課長、内閣参事官(中央省庁等改革推進本部事務局)、厚生省保健医療局企画課長・厚生労働省健康局総務課長、厚生労働省政策統括官付参事官(社会保障担当)、社会保険庁運営部長、厚生労働省九州厚生局長などを歴任し、平成21年に厚生労働省を退官しました。
平成26年より現職につき、社会保障論や福祉行財政・計画・運営論について教鞭をとっています。
他に、拓殖大学大学院地方政治行政研究科非常勤講師、協会けんぽ新潟支部評議員、新潟県地域包括ケアシステム推進会議委員、新潟市北区地域福祉計画推進委員などを務めてきました。
これらの経験から、現在は主に医療、年金、介護、福祉などの制度に関する内容についての議論や、これらを含めた地域福祉計画に関する事業内容についての議論を中心に行っています。