次世代医療基盤法の現状 2022/03/25

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講演者:姫野 泰啓
所属先:内閣府 健康・医療戦略推進事務局 参事官

動画詳細

次世代医療基盤法により、医療情報の安心・安全な利活用が可能となります。
認定事業者は国が審査し、匿名加工されたデータを提供します。これにより、新薬や治療法の開発が促進されます。医療機関からの電子データが広く活用され、病院や診療所の連携が重要視されています。認定事業者は情報セキュリティ管理や医療情報の分析に優れており、診療所への負担はありません。データベースの情報サイクルが円滑に回れば、診療所でも新たな治療法が提供できるようになります。

講演者プロフィール

内閣府 健康・医療戦略推進事務局 参事官
姫野 泰啓

1996年に厚生省(当時)に入省し、医療保険制度などの制度改正関連の業務に従事してきました。
直近においても、保険局保険課で健康保険制度の制度改正に携わっており、健康保険証一枚で誰でも医療が受けられる、いわゆる医療のフリーアクセスを実現することが主な仕事となっていました。
昨年の9月に内閣府の健康医療戦略推進事務局に異動して以降は、これまでの医療アクセスとは異なった観点の業務を行なっており、現在は医療分野の研究開発を進めるために、いかに医療情報を円滑に利活用していくかという業務が中心となっています。