自治体に向けた運用管理・予約システムサービスを開始 ワクチン接種 詳細情報・会場検索・予約まで 煩雑な対応をサポート

クリニックの検索・予約サイト「EPARKクリニック・病院」を運営するエンパワーヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 悠路)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種をおこなう自治体を対象にした運用管理、および予約システムサービスを2021年2月15日より提供開始する。
本サービスでは、ワクチン接種を自治体が円滑に早期対応するために、対応施設や実施要項を検索・確認・予約までできるサイトの制作、および予約システムを提供する。

3,500万人が利用する予約サイトのノウハウを応用

検索・予約サイト「EPARK」は、2008年の開始以来、飲食、医療、旅行、ファッション、リラクゼーション、美容、スポーツ、自動車など生活に密着した多種多様な業種の検索・予約ができるサイトとして、現在3,500万人を超える会員がいる。その中で、クリニック・病院については「EPARKクリニック・病院」に9,000を超える医院の情報を掲載している。今回開始するサービスでは、これまで培ってきた医療業種ならではの予約の仕組みやノウハウをもとに開発している。
EPARKクリニック・病院URL : https://fdoc.jp/

接種開始とともに予測される混乱

自治体よりワクチン接種開始が通知されると、自治体や接種会場となる医療機関などには問い合わせが増え、さらに予約受付が開始されると希望者からの問い合わせや申し込みの電話が多く寄せられることが予想される。受付部門の作業負担が増えるうえ、電話で受付をおこなうと記載ミスが発生することも考えられ、接種情報の管理も煩雑となる。一方で、接種希望者にとって接種場所がわかりづらかったり、空き状況がわからない、問い合わせできる時間が限られているうえ電話が混みあってつながりにくかったりなども予想される。

ポータル活用で、安定したシステムと早期接種を実現

こうした問題を解決するために、本システムでは同社が運営する「EPARKクリニック・病院」内に自治体の特設ページを作成し、この中で情報の確認や接種会場の検索、さらには予約システムを利用して空き状況の確認から予約受付までをできるようにする。自治体は各接種会場での対応数を自動管理できるうえ、予約者情報まで一括管理できるため、圧倒的な業務量の削減となる。予約機能などは「EPARKクリニック・病院」ポータルサイトの仕組みを使用するため、新たにシステムを構築する際に避けられない不具合などを引き起こす心配もなく、安心して住民をワクチン接種までサポートすることが可能。また、3,500万人を超える利用者がいる強みを生かし、自治体の対象となる住所の方へはワクチン接種を促すメール配信やアプリでのプッシュ通知をおこなえる。さらには、「EPARKクリニック・病院」ポータルサイトで地域の病院を検索した場合、自治体の特設ページへリンクできる入口をつくるなど、早期ワクチン接種を促すさまざまな仕組みをつくることが可能。

ワクチン接種は、医療従事者、高齢者、基礎疾患のある方などの順に案内されることになっており、本システムでは、これらのフェーズに合わせた対応が可能。また、高齢者などインターネットの操作に不慣れな方に対応できる仕組みも用意している。電話予約受付を併用し、ネット予約者同様、電話予約者情報を予約システム上で登録しておくことで、接種者情報を一元管理することができる。

エンパワーヘルスケア株式会社は、ワクチン接種運用管理・予約システムの提供により、自治体の運用課題を解決し、新型コロナウイルス感染拡大の終息に寄与していく。

本件に関するお問い合わせ先

エンパワーヘルスケア株式会社
所在地: 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館1F
電話番号:03-5733-6147
E-mail: iiryou_kouhou@epark.co.jp
URL: https://www.empower-hc.com/