地域医療の「専門医偏在問題」解決を目指すMedii、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」にて最終起案採択が決定、広島県内にて実証実験開始

株式会社Medii(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田 裕揮、以下「Medii」)のアイディアがひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」にて4月21日、最終起案に採択決定され、広島県を舞台に実証実験を開始する。
ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」は、コロナ禍のニューノーマル時代を再定義するアイディア(製品やアプリ・サービスなど)を全国から広く募集。このたび391社の中から最終選考を通過した30社が広島県知事の参加する記者発表会で公表された。

Mediiは、「広島県内での専門医偏在化問題の解決を通して全国の地域医療格差の解決を図る」でエントリーした。
URL:https://newnormal.hiroshima-sandbox.jp/contest_category11/805.html

■実証アイディア『広島県内での専門医偏在問題の解決を通して全国の地域医療格差の解決を図る』とは
COVID-19で人の移動が制限される中で、新たなオンライン院外専門医相談システムであるE-コンサルを用いて、広島県内の山間部・郊外の専門医偏在を解決することを目的としている。結果として、患者の物理的な受診・移送を減少させることを実証実験を通して証明していく。

医師間 専門医相談システム『E-コンサル®︎』とは

専門医の地域格差の現状や地方と都市部で広がる専門医偏在問題を解消することを目指した、病院・医師向けの専門医知見提供サービス。COVID-19や高齢化で人の移動が今まで通りには難しい中で、リウマチ膠原病内科医や感染症内科医など国内に僅かしかいない専門医中心のチームを作っており、その専門医らの知見や経験をもって複数の医療現場へのコンサルティングを実施。専門医が不足している地域の医師を助け、その先の患者を救うことを目的としたサービスとなっている。

ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」とは

AI/IoT、ビックデータ等の最新技術を活用し、これまでにない新しいソリューションを創り出し、技術やノウハウを持つ広島県内外の企業や人材を呼び込み、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創できるオープンな実証実験の場(=プラットフォーム)を構築する事業構想で、広島県が中心となって運営を行っている。
その「ひろしまサンドボックス」のネクストステップとして、昨年11月26日からスタートした「D-EGGSPROJECT」。コロナ禍のニューノーマル時代を再定義するアイディア(製品やアプリ・サービスなど)を全国から広く募集。募集したアイディアから最大30件を採択し,県内外のプレーヤーの共創によるプロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を1件当たり最大1,300万円の支援に加え,県外企業向けには最大1,000万円の滞在経費も支援するアクセラセーション・プログラムである。
全国から応募された391件のアイディアの中から,県内外からのパブリック評価(動画の「いいね」数(総投票数8,046))も加味し,最終審査を実施し,最終採択30件が選定された。採択アイディアは今後、県内フィールドでの実証実験を経て、最終的な成果発表会を行う。

・D―EGGS PROJECT公式サイト
https://newnormal.hiroshima-sandbox.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社Medii
所在地: 東京都渋谷区渋谷2丁目6-6 201
電話番号: 03-6822-4970
URL: https://medii.jp