医療ひっ迫をITで防げ!医師をカルテ入力業務から開放する診察音声認識ツールを、まん防エリアに無償提供

音声解析ソリューションで医療機関の働き方改革を推進するkanata株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:滝内 冬夫)は、オミクロン株による医療ひっ迫防止を目指し、診察音声認識kanaVoの一部エリアへの無料提供を開始した。

政府は、1月11日に在宅医療の強化やワクチン追加接種の前倒しを柱とする新たな対応方針を打ち出した。その中で、重症及び中等症の患者、リスクの高い人に医療資源を集中するために、軽症者を在宅で治療できる体制を確保することが強調されている。
今後は、訪問診療・オンライン診療に取り組む医療機関の負担急増や医師不足が予想されている。患者から患者に飛び回り訪問診療を行う医師は、メモを取る時間も無い事態になりかねない。また、医師を短期間に増やすことも物理的に不可能な状況。
そこで同社は、この問題をITで解決するための診察音声認識kanaVoを期間・地域限定で医療機関へ無償提供する。特に、オミクロン株と闘う訪問診療、オンライン診療を担う医師の業務効率向上を目指す。

無償提供の概要

通常5時間の無償トライアルが、下記対象の場合2ヶ月間無償(利用時間の上限無し)。
無償提供実施時期:2022年1月19日~2022年3月31日
無償提供実施地域:緊急事態宣言 または まん延防止措置適用地域の医療機関
申込み方法:下記サイト上から。
https://www.kanatato.co.jp/kanavo-freereqest
※コストの課題もあるため、まずは無償提供対象は先着100アカウントまで。

診察音声認識kanaVoの特徴

kanaVoの特徴は、「医師と患者の診察時の会話」に特化して開発され、『マスク越しの早口』や『騒音下での会話』でも高精度で認識し、それをAIでカルテ形式に要約することにある。下記のアンケート調査によると、医師がカルテ入力に費やす時間は1日平均2時間を超えており、カルテ業務は医師の大きな負担となっている。

kanaVoは、このような負担を軽減するために開発されたもので、カルテ入力時間を半減させることができる。さらに、オプションの電子カルテとの連携によりバイタルデータ等の転記作業も自動化されるため、入力時間が最大で75%削減も可能(オプションは無償提供対象外)。サービスの詳細は、下記Webサイトを参照。
https://www.kanatato.co.jp

本件に関するお問い合わせ先

kanata株式会社
所在地:東京都中央区築地3-7-1 TSUKIJI GRAND 2F
電話番号: 03-6823-5030
URL:  https://www.kanatato.co.jp