オンライン服薬指導サービス「クロンお薬サポート」に、新サービス「クロンスマートパス」機能を追加

株式会社MICIN（本社：東京都千代田区、代表取締役CEO：原聖吾、以下「MICIN」）は、この度、オンライン服薬指導サービス「curon（クロン）お薬サポート」（以下、「クロンお薬サポート」）に、同社が提供する新サービス「クロンスマートパス」の機能を追加した。
従来別サービスとして提供していた「クロンスマートパス」のサービス機能が「クロンお薬サポート」に追加されることで、「クロンお薬サポート」を導入する薬局では、追加料金や手続き無しで、オンライン診療と対面診療の両方の処方箋を一つのサービス内で、医療機関から受けることができるようになる。（※1）
MICNは、オンラインのみならず今までにない対面診療からの処方箋受付で、薬局に対し、より患者へ負担のないシームレスな医療体験の提供をサポートする。

背景

MICINは2016年よりオンライン診療サービス「curon（クロン）」（以下、「クロン」）を提供し、6,000以上の医療機関で導入されている。合わせてオンライン服薬指導サービス「クロンお薬サポート」は約6,000店舗の薬局で導入されている。患者は同じ「クロン」上で、クリニックの予約から問診、診察、決済、服薬指導、薬の受け取りまでを自宅で完結することができ、MICINは医療現場と患者がオンラインでつながるサービスの提供で、医療アクセス向上に寄与してきた。

「クロンスマートパス」は、2022年9月に新しく提供を開始した、通院時の診察の受付、会計、薬の受け取りまでをスマートフォン一つで完了することができるサービス。患者はクリニックで会計待ちをせずに診察後は処方箋を受け取るだけで、医療機関をあとにすることができる。LINEやメールでの調剤完了の通知が届くため、薬局の待合室でも待つ必要がなく、時間を有効に活用できるようになる。

通常、対面診療後に「クロンお薬サポート」を利用して処方薬を受け取る場合、患者は医療機関を受診後に自身で処方箋を撮影、薬局に送付する必要がある。今回の機能追加により、患者は「クロンスマートパス」を導入している医療機関で、受付時に表示されている「クロンお薬サポート」を導入している薬局を指定するだけで、あらかじめ医療機関から処方箋が薬局に送付されるため、今までにない、より簡単で負担の無い通院ができるようになる。

MICINは今後も、医療機関・薬局、患者にとって使いやすい医療DXサービスを提供することで、医療をもっと身近で簡単にしていく。

クロンスマートパスの主な特徴

【患者側】
・クリニック受付：受付でQRコードを読み込んで受付完了。保険証も事前登録で忘れた時も安心。家族のプロフィール登録も可能。
・ネット決済：診察後は処方箋を受け取るだけ。会計は事前に登録したクレジットカードから自動で支払い。
・処方箋の自動受付：処方箋は医療機関から自動連携。薬局に着く前から薬の準備が始まる。
【薬局側】
・「クロンお薬サポート」を利用中であれば、新たな操作習得は不要：「クロンお薬サポート」の処方箋ネット受付と連携しているため、新たな操作習得は不要。「クロンスマートパス」で患者と繋がりオンライン服薬指導やフォローアップ活用に繋げることも可能。
・処方箋事前連携機能：患者が指定した薬局に医療機関が処方箋画像をアップロードすることで処方箋を店舗へ事前FAX。処方箋画像は薬局管理画面からも確認ができる。
・質問表連携機能：患者の氏名・生年月日等の情報が連携される。患者が回答した質問表も確認が可能なため、来局前に患者情報が取得可能。質問表は薬局側で自由にカスタマイズも可能。
・調剤完了通知：患者に調剤完了通知をメールやcuronのLINE公式アカウントから送れる。患者はその間に買い物をするなど時間を有効活用できる。感染症対策にも。

※1：患者がサービス上で希望した薬局に処方箋が連携される。患者が希望する薬局が、本サービスに対応していない場合は、処方箋原本を直接薬局に持参。
※2：今後もオンライン診療・服薬指導との連携、予約・問診、電子処方箋対応、電子カルテ連携などのオプション機能追加を検討していく予定。

・オンライン服薬指導サービス「クロンお薬サポート」の詳細はこちら
https://curon.co/pharmacy