株式会社Parafeed(本社:東京都台東区、代表取締役:橋本 徹也、以下「同社」)は日本初(※)の視線追跡型Virtual Reality機器(VR機器)を使用した「眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye」の新機能として、5月10日に自覚的視性垂直位検査(SVV)、眼球を拡大して表示できる観察モードの新機能を提供開始した。
※ 眼球運動検査装置において。(2023 年 6月現在、同社調べ)
REEVEER-PitEyeについて
高度な視線追跡技術を持つVR機器を開発するFOVE社と協力し、IT業界で長らくソフトウェア開発に携わってきたメンバーを交え、東京医科歯科大学堤教授から助言を頂きながらREEVEER-PitEyeを開発した。
高度な視線追跡技術をもとに眼球運動を適切に把握することで患者の最適な治療へのアクセスを提供する。
ヘッドマウントディスプレイは1ステップで患者の頭部に着脱ができる。また、PCとVRデバイスのみで省スペースのため場所を選ばずに検査を行うことができる。
新たに提供開始する検査と機能について
・自覚的視性垂直位検査(SVV)
視覚的に認知される垂直方向を確かめることで、めまいや平衡障害の機能評価ができる検査。
・観察モード
眼球を大きく表示して、細部の観察を行いやすくするモード。
REEVEER-PitEye 対応検査
上記の新機能に加えて、現在対応している検査項目は以下の通り。
【自動検査項目6種】
・自発眼振検査
・注視眼振検査
・急速眼球運動検査
・指標追跡検査(ETT)
・視運動性眼振検査(OKN)
・視運動性眼振検査(OKP)
【手動検査項目4種】
・迷路瘻孔症状検査
・頭位変換眼振検査
・温度眼振検査
・前庭動眼反射検査(VOR)
※アップデートにてビデオヘッドインパルス検査(vHIT)追加対応予定
提供形態について
提供形態については「一括買い切りプラン」と、「サブスク型レンタルプラン」の2種類あり。一括買い切りプランでは新機能の使用を希望する場合は追加で料金の負担があるが、サブスク型レンタルプランは月額費用が一定のまま新機能を使用できる。詳しい価格については、PitEye公式サイトから要問い合わせ。
・PitEye公式サイト
https://reeveer.jp/product/piteye/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社Parafeed
所在地:東京都台東区東上野2-7-6東上野TIビル4階
URL: https://parafeed.co.jp/