地域医療連携システム「medigle(メディグル)」を運営するメディグル株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:中嶋 秀樹)は、9月、地域医療連携WEB予約システム「メディグル予約」をリリースした。
開発の背景
「メディグル」ではこれまで連携先管理などができるCRM(顧客管理)のシステムを提供してきた。地域医療連携に関わるコミュニケーション履歴などの一元管理に加えて、紹介/逆紹介データと組み合わせた分析まで取り組める点などが評価され、現在280を超える病院に導入されている。
様々な導入病院において、医療機関の間で発生する患者紹介の予約業務が、未だ電話やFAXによるコミュニケーションに依存する状態が続いている。
病院:常に電話対応やFAX確認に追われてしまう
診療所/クリニック:受付時間に制限があり、予約日調整に時間がかかることも多い
患者:予約確定まで待ち時間が発生する
など、病院、診療所/クリニック、患者の3者間において多くの負担が発生している。
「メディグル」はそのような背景から、地域医療連携WEB予約システムを開発し、患者紹介時のコミュニケーションをデジタル化することで、患者紹介における業務負担を軽減し、医療者が本来の専門領域に集中できる環境づくり、また患者がスムーズに受診できる仕組みづくりをサポートする。
紹介元医療機関の利便性を追求したWEB予約
開発にあたり病院へのヒアリングはもちろんであるが、実際に患者を紹介する側であるクリニック側の意見を重視し、多くの医師へヒアリングを実施し、ディスカッションを重ねてきた。
患者紹介の予約システムは既にいくつか存在するが、紹介元であるクリニック側の意見として、「利用するまでのオペレーションが面倒」「画面が複雑」「入力項目が多い」などという声が多くあった。実際に、予約システムを導入している病院においても、WEB予約を利用する紹介元が増えず、FAX・電話からWEBへの転換率の伸び悩みの声も出ている。
「メディグル予約」では、紹介元医療機関の導入ハードルを下げ、簡単ですぐに利用できるWEB予約システム。紹介元医療機関は、従来のオペレーションをほぼ変えることなく、インターネットが繋がる環境があれば、すぐに利用を開始することができる。
導入病院・紹介元医療機関それぞれのメリット
・導入病院のメリット「予約受付業務の効率化」
予約日時がリアルタイムで決定するため、受付業務をスリム化。
これによりスタッフの業務負担軽減や人件費削減を実現。
・紹介元医療機関メリット「24時間365日リアルタイム」
WEB予約では、24時間365日リアルタイムに日時を確定。
紹介元の業務負担、また待ち時間も軽減できるため患者の満足度向上も実現。
メディグル予約の特徴
・紹介元医療機関も利便性を高めるためのシンプルな予約画面
・導入病院で紹介元医療機関のアカウント管理が不要
・診療科(予約枠)を無制限に追加可能
・予約票自動生成・必要書式ダウンロード機能で事務作業を削減
・患者への直接通知機能(SMS)※来院リマインドで来院忘れを防止
詳細な機能については別途サービス資料を問い合わせのこと。
サービスサイトお問い合わせフォーム
https://medigle.jp/yoyaku/index.html
※導入に関して不明な点があれば問い合わせのこと。
説明会やデモを希望の場合は上記サイトの個別説明会フォームより申し込みのこと。
地域医療連携システム「medigle(メディグル)」について
「メディグル」は地域医療連携促進を目的とした病院専用のクラウドサービス。
連携先管理などができるCRM(顧客管理)のシステムをベースに、地域医療連携に関わる情報の一元管理や、紹介データを活用した前方連携強化に取り組むことができる。
慶應義塾大学病院や横浜市立市民病院をはじめ、民間・公立など経営母体問わず全国の280以上の病院に導入されている。
その他導入事例:https://medigle.jp/introduction/index.html
本件に関するお問い合わせ先
メディグル株式会社
所在地:大阪府大阪市西区江戸堀1-22-17 江戸堀イーストビル 6F
URL: https://medigle.jp/