精神科電子カルテのレスコ、TISグループへ

精神科電子カルテのレスコ、TISグループへ

精神科病院など向けに電子カルテを提供する株式会社レスコ(本社:広島県広島市、代表取締役社長:藤川 佳應、以下:レスコ)は、TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)の連結子会社となることに合意したことを発表した。

レスコは、精神科に特化した電子カルテメーカー。2003年に日本で初めて精神科専用の電子カルテを開発、精神科病院での導入数はトップシェアを誇り、近年では診療所や訪問看護、自治体向けにもサービスを展開している。ストレス障害やうつ病、依存症、認知症といった疾患への治療や支援を行う医療従事者の間での情報共有やコミュニケーションの向上を支援し、社会的要請の大きい切れ目のない支援体制の実現に取り組んでいる。

TISは、日々の健康増進から病気の予防や治療、介護に亘るさまざまなライフステージの生活者の健康を支えることを目的に、健康・医療情報を活用するためのIT技術が集約されたオープンなヘルスケアプラットフォームを提供している。

このヘルスケアプラットフォームを中核とし、「地域」「職域」「製薬」「保険」「ヘルスケア」の領域において、様々なプレイヤーと連携しながら生活者、サービス提供者、社会が抱える課題を解決するサービスの開発・展開を進めるという。

精神科向け電子カルテシステム市場でレスコが培った知見や情報資産と、TISのネットワークを活かした医療業界を中心とする各業界との連携や、TISが有するシステム人材とセキュリティ技術の相互活用を推進し、人々の健康づくりを支えるヘルスケアプラットフォームのさらなる拡大を目指すとしている。

ゴーリー
ゴーリー

精神科向け電子カルテで有名なレスコ。今回のTISグループへの参加により、国内の社会課題に対して、よりダイナミックな展開ができるのではないかと期待しています。