メドピア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽、以下「メドピア」)は、オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」を5月中旬(予定)にリリースし、12月末まで無料で提供する。
なお、サービスリリースに先立ち、「first call for オンライン診療」の特設サイトを4月10日に開設した。
「first call for オンライン診療」特設サイト: https://medpeer.jp/telemed
メドピアグループでは、2016年7月にオンライン医療相談サービス「first call」を開始し、予防医療や医療システムの最適化を推進すべく、オンラインによる医師と患者のコミュニケーションを通じて、正しい医療知識の提供や適切な受診促進を行い、法人顧客を中心にサービスを順調に拡大してきた。
また、オンライン診療においても、北里大学東洋医学総合研究所(東京都港区、所長:小田口 浩)等と提携し、複数の医療現場でサービスを展開してきた。
今回リリースを予定している「first call for オンライン診療」は、メドピアが培ってきた知見を基に、オンライン診療において必要な基本機能(①TV電話面談機能、②診療メモ機能[医師向け]、③チャット機能)の提供に特化し、あわせて、オンライン診療に関する情報やニュース、導入における疑問を解決するためのガイドをWeb上で公開し、各医療機関での導入負荷を軽減することに留意した。
今後も政府の方針変更がある場合には迅速に対応することに留意しつつ、既に提供しているかかりつけ薬局化支援サービス「kakari(https://kakari.medpeer.jp/)」との連携も視野にいれ、オンライン服薬指導まで含めた、一気通貫のサービス展開を志向していく。
オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」の概要
「first call for オンライン診療」は、クリニックの医師がオンライン診療を始める第一歩を支援するツール。本サービスは、5月中旬にリリースを予定しており、12月末までの期間は無料で提供する。
「first call for オンライン診療」特設サイト: https://medpeer.jp/telemed
特設サイト内では、オンライン診療の導入方法がわからない医師や、診療報酬に関する医師の疑問や不安を解消する「オンライン診療導入ガイド」も公開し、各医療機関へのオンライン診療導入の負担を軽減する。
<サービスの特長>
① PC、スマホ対応
医師・患者ともに、PC・スマートフォンのどちらでも診療を行うことができる。患者のサービス利用時の会員登録は不要。
② シンプルな機能に特化
オンライン診療を行う上で必須の機能(TV電話面談機能、診療メモ機能[医師向け]、チャット機能)に特化。患者にも、シンプルで使いやすいサービスとなるよう設計している。
③ 患者は会員登録不要
患者は、会員登録やアプリのダウンロードをせずに利用できる。TV電話面談用のURLとパスコードを患者に共有するだけで診療が始められる。
<利用の流れ(医療機関側)>
①事前登録
事前登録特設サイト(https://medpeer.jp/telemed)からメールアドレスの登録を行う。
※事前登録は、~2020年5月中旬までの受付。5月中旬以降は、直接サービスの利用登録をもって利用できる。
※本サービスの利用は医師限定。
※事前登録した方には、以下をお届け。
・「first call for オンライン診療」の準備が整い次第の案内
・オンライン診療の指針に関する更新情報の提供
・オンライン診療に活用できるテンプレート等の案内
※本フォームにて登録した個人情報は、本サービスに関する連絡、また同社にて取り扱うサービス等の情報提供の用途にのみ使用。
②利用開始
本サービスの利用には、医師専用コミュニティサイト「MedPeer(https://medpeer.jp/)」への会員登録(無料)が必須。
■参考:「オンライン診療」について
オンライン診療とは、遠隔医療のうち、医師と患者間において、スマートフォンなどの情報通信機器を通して、患者の診察及び診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムにより行う行為※のこと。
通信環境の進歩を背景に、昨今オンライン診療への注目が高まっている。2018年度の診療報酬改定では「オンライン診療料」が新設され保険診療での利用が可能となったほか、昨年4月の診療報酬改定では、オンライン診療の対象疾患が拡大した。さらに、直近では、新型コロナウイルス対策の一環の特例措置として、二次感染の防止のため、受診歴がない初診患者にもオンライン診療を認める方針を打ち出している。
※厚生労働省 平成30年3月「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
オンライン診療の特徴
○患者側のメリット
・通院にかかる時間や待ち時間が大幅に削減できる
・緊急時でも遠隔で診療を受けることができ、院内感染・二次感染の心配がない
○医療機関側のメリット
・情報通信機器を用いた診療は、医師が不足する地域においても有用(医師の働き方改革)
・通院が難しくなった既存患者にも、継続した診察が可能に
・医療機関の受付業務等の負担が軽減される
・患者の通院や治療の継続率の向上が期待される
■メドピア株式会社について
「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションに、医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営し、医師の臨床やキャリアを支援。2019年からは薬局・薬剤師向けの支援サービスも提供を開始。グループ全体では、法人向け産業保健支援サービス「first call」や、管理栄養士による食生活コーチングサービス「ダイエットプラス」、特定保健指導など、専門家ネットワークを活かした各種ヘルスケアサービスも展開。
本件に関するお問い合わせ先
メドピア株式会社
所在地:東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
電話番号:03-4405-4905
URL:https://medpeer.co.jp