「医療法人社団ゆみの」が“訪問診療×遠隔看護”を目指し「在宅医療管制塔センター」を新設

循環器・呼吸器疾患を中心に、東京、大阪に5か所のクリニックと訪問看護ステーションを設け、地域医療・訪問診療に注力する医療法人社団ゆみの(本社:東京都豊島区、理事長:弓野 大、以下「YUMINO」)は、この度、東京都渋谷区(東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目51-10)に、都内全域の訪問診療の患者を24時間365日体制で遠隔支援する「在宅医療管制塔センター」を7月1日に新設した。
同センターでは、安心して在宅療養を継続できる社会の実現に向け、医療スタッフの教育・確保、医療提供の均一化を図り、医療へのIT導入による在宅医療先端モデルケースの構築を目指す。

「在宅医療管制塔センター」とは

病院以外の自宅などで療養している患者を、看護師を中心とした医療チームが24時間365日遠隔でサポート。体調を管理するモニタリングを行い、急変時には医師の緊急往診など迅速に対応できる体制を整えている。また、地域の訪問看護師、ケアマネージャー、薬剤師等との連携を行い、地域医療を繋ぐ要としての役割も担う。

テレナーシングシステムで、いつでも医療者と繋がれる

在宅医療導入の際、患者側の大きな不安要素として、急変時の対応があげられる。「体調が悪いな」「救急車をよんでもいいのかな」というような場合、病院とは違い、すぐ近くに医療者がいないことへの不安が生まれる。そこで「在宅医療管制塔センター」では、すべての患者情報の集約を行い、医師、看護師、ソーシャルワーカーが適切な対応を迅速に行える環境で患者の状態をモニタリング。常時看護師が電話対応を行うことで、家にいながらも素早く医療者と繋がることが可能になる。「どこに連絡したらいいか」という不安が解消されることも、在宅療養を継続していくうえで重要な要素である。

在宅医療の推進により、住み慣れた自宅で医療を受けることが可能になった。この度開設する「在宅医療管制塔センター」では、より多くの在宅患者を医療者が適切な距離で見守り、迅速に対応できる体制をより強化することが可能になる。YUMINOでは患者ニーズに応じた地域医療の推進、新たな取り組みに今後も積極的にチャレンジしていく。

・在宅医療管制塔センター概要
開設日:2021年7月1日
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目51-10
スタッフ構成:医師/看護師/医療ソーシャルワーカー/訪問診療コーディネーター
責任者:伊東 0紀揮

本件に関するお問い合わせ先

医療法人社団ゆみの
所在地: 東京都豊島区高田3-14-29 KDX高田馬場ビル1階
電話番号:03-5956-8010
URL: https://www.yumino-medical.com/