「TEN EXPERIENCE」が患者のファン化と収益性を両立する、保険医療機関向けオールインワンシステム「Fanka(ファンカ)」の提供を開始

この度、予約・問診・決済・LINE・電子カルテ連携をオールインワンで提供する医療機関向けSaaS事業を展開する株式会社TEN EXPERIENCE(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大江 航、以下「同社」)が7月12日に設立され、患者のファン化と収益性を両立する、保険医療機関向けオールインワンシステム「Fanka(ファンカ)」の提供が開始された。

新法人設立とサービス開発の背景

昨今、看護師や医師の人材不足に加え、新型コロナウイルス感染症の流行によりオンライン診察などの医療体験における変化が起きている。さらに医療現場においては、病院は機能を分化しており、許可病床数が2013年度の合計134.7万床から、国が示す2025年度の病床必要量は約12%減少すると見込んでいるにも関わらず、病院勤務医2012年の17万人から2020年までの8年間で約3万人(約15%増)に増えており、ギャップが生まれている。(※1)
さらに医師の働き方改革が起こり、一時医療を担う開業医が今後急増し、医院数が急増する中、「患者体験」と「収益」を両立しなければ医院経営が困難になる時代に突入する可能性が考えられる。(※2)
そこで、同社ではより患者の医療体験を向上しつつ、患者のファン化と収益性を両立する次世代型の経営モデルを実現すべく、新法人「株式会社TEN EXPERIENCE」を設立し、医療現場の知見を持つ、クリニックTEN渋谷との共同開発により、保険医療機関向けオールインワンシステム「Fanka(ファンカ)」を展開していく。

※1:厚生労働省_2019年度 病床機能報告による。
※2:出典 令和2年受療行動調査 厚生労働省、 口コミコム_2022年 口コミサイト・地図アプリ 利用動向意識調査(インターネット調査)、モビルス株式会社_2020年モビルス株式会社、厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」による。

保険医療機関向けオールインワンシステム「Fanka(ファンカ)」の特徴

(1)患者のファン化
「待たない」体験で患者満足度を最大化
使いやすい予約システム・来院前の情報登録・オンライン処方箋により、クリニックに対する満足度を下げる大きな要因の「診察までの待ち時間」を改善。日本ではマイナスになることも多い満足度スコア(NPS)は、ラグジュアリーホテルの12.2ptを超える15ptを記録し、非常に高水準の満足度を実現している。そのため、患者自身が診療体験を誰かに伝えたくなるという循環が生まれ、ファンの獲得に繋がる。

(2)売上の最大化
ポジティブな口コミで集患コスト大幅減少
より良い体験から生まれた満足感は、GoogleMap等にシェアされる。良い口コミは客観的なブランド価値を向上させ集患効果・競争優位性を生み出す。
※先行導入クリニック実績

(3)業務の最小化
事務工数の削減、請求・レセプト業務の集約化
Fankaの導入により、WEB予約/問診回答率が高まり、一般的に発生する受付業務の大半を自動化可能。また、事後決済比率が高いため、請求やレセプト業務を現場以外の場所に集約して行うことも可能になる。特に複数医院の運営に対しては、大きな効率化が可能。

【サービス概要】
Fankaは、予約・問診・決済・LINE・電子カルテ連携を包括したオールワンシステム。
サービスサイト:https://fanka.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社TEN EXPERIENCE
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F−C
URL:  https://fanka.jp/