クリニックを発展させる組織づくり#1

クリニックの院長が楽になる!生産性が上がるクリニックになるための第一歩とは?

「理念経営を行えば、社員はついてくる、成長すると聞いていたのに、ここ数年、なんだかただ忙しいだけになっている気がする…」
「女性スタッフに常に気を遣っていて、常に孤独…」
「指示をするも、スタッフの離職を恐れて、強く指示できない…」
「部下が全く成長せず、院長の私がトッププレイヤーで居続けなければいけない」

など、クリニックの院長に付きまとうマネジメントの問題。実は、上記のような問題は、リーダーである院長のマネジメントのやり方を変えるだけで解決する問題であるとご存じでしょうか。
この連載では、2000社以上が導入し、クリニックにも多数導入されている「識学」を解説していきます。また識学の視点で「上司」と「部下」の人間関係に悩む全ての院長に対処法や予防法をお伝えしていきます。

<プロフィール>

株式会社識学 識学講師
早川拓幹
https://corp.shikigaku.jp
株式会社識学にて組織マネジメントのコンサルティングに従事。日々、経営者に組織マネジメントの原理原則を伝え、実践を支援。
前職では、営業部長として寄り添い型のマネジメントを実践するも、組織の成長や部下の成長という観点で疑問を抱き、苦しんだ経験から日々経営者に識学の重要性を伝えている。
法政大学社会学部卒業。

組織における人間関係の悩みはどこから来るのか?

はじめまして。識学で講師を務めております、早川と申します。組織運営に悩みを持つ経営者の方に、組織マネジメント理論「識学」を活用して、問題の発生要因の解明と、解消方法、組織がより成長するために必要なことを日々お伝えし、実践をご支援しています。識学を使って「組織のゆがみを治療する整体師」のような人間です。よろしくお願いいたします。
組織における人間関係の悩みの発生要因は院長のマネジメントのやり方(日々の言動含む)となります。もう少し詳細にお伝えしますと院長が組織運営に関する原則から外れてしまって、組織に「誤解、錯覚を発生させてしまっていること」が全ての原因なのです。
どのような誤解、錯覚があるのでしょうか。

「院長はスタッフの一人一人の声に寄り添うべき」という誤解

「上司という存在は部下にどのように接するべきか」と考えたことはありますか。「上司はスタッフ一人一人の意見に耳を傾け、寄り添い、伴走をしなければならない」とお考えではないでしょうか。実はこれは、組織運営の原理原則からすると誤解となります。
これをやってしまうと起こる弊害は以下のようなものが挙げられます。

①院長の時間の大半がスタッフの愚痴を聞くことに取られて、生産性が下がる。

一人一人に寄り添ったら、どうなりますか。
極端な話「朝はパフォーマンス上がらないので、午後からじゃないと出社できません」や「医療機器が最新でないとパフォーマンス発揮できません」などの部下の発言を容認してしまったら、組織はどうなるでしょうか。一人に寄り添ったら、ほかの人がその情報を聞きつけ、皆が要望を主張し始めます。「一人一人の声に寄り添うべき」と考えているので、皆に寄り添わざるを得なくなります。
すると院長の限られた時間がどんどん個人の話を聞く時間で埋まってしまい、組織の生産性がどんどん下がっていくという危機的な状況を引き起こしてしまいます。

②意見を聞くことで、部下が上司を評価する機会を与えてしまう。

一人一人に寄り添うと必ず出てくるのは意見ではなく、中間管理職に対する、他のスタッフに対する愚痴です。
部下に寄り添うべきと考えている以上、その愚痴に対して「そうだよね、わかるよ。では、○○さんに言っておくね」などと愚痴を容認してしまって、中間管理職に改善するように指示します。するとどうなるでしょうか。愚痴を聞いてもらえた部下は、「院長との距離が近くなった」と勘違いし、直属の上司の指示を評価し始めたりするようになります。
すると中間管理職の管理が全く機能しなくなり、組織の生産性がどんどん下がっていきます。

院長はスタッフとの距離感を保ち、あるものを活用して組織運営する

院長という仕事は、孤独で、何度もくじけそうになることもあり、ついつい部下と飲みに行ったり、部下と仲良くなることで自分自身の存在意義を獲得したりしてしまいます。
しかし、そんな時でもグッと我慢をし、院長という立場でクリニックの価値を上げ続けるという院長の仕事に集中し、スタッフとの距離を一定に保つことを忘れないでください。
読者の皆さんは「一人一人に寄り添うべき」と誤解されていないでしょうか。誤解をされていて、「どのように距離感をつくればいいのか」「でも距離感つくったら辞めちゃうんじゃないか」など心配に思われる方もいると思います。

距離を保ちながら、うまく組織マネジメントするにはあるものをうまく活用していきます。

それは「ルール」です。

ルールがない状態での組織運営は、信号がない、交通ルールがない中で車を運転するようなものです。「ルール」と一言で言っても、設定の仕方、考え方などのコツが必要になります。
どのようにルールを設定すればいいのか、ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。その際「DOCTOKYOを見た。早川に相談したい」と一言添えていただければと思います。

問い合わせ先
https://corp.shikigaku.jp/contact

 

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