令和6年4月26日、厚生労働省は令和6年診療報酬改定の疑義解釈(その2)を公表しました。
クリニックに関する改定のうち、気になるポイントを解説しています。
(今回の解説内容)
・時間外対応加算のビデオ通話について
・地域包括診療加算、地域包括診療料、生活習慣病管理料に関する長期投薬やリフィル処方について
・CPAPのオンライン診療について
・コロナ検査の点数や検査キットの対象について
・通院・在宅精神療法の診療に要した時間の書き方
・ベースアップ評価料の給与支払い実績、政府目標との整合、派遣職員の扱い
令和4年の前回改定時には、このような疑義解釈が第65回まで発表されていますので、今後も疑義解釈が継続して発表されていくと推察できます。診療報酬改定の正しい理解と適切な運用のために、今後も解説していきたいと思います。
詳しくは動画をご覧ください。
講演者プロフィール
MICTコンサルティング
大西大輔氏
医療機関へのシステム導入の実績があり、診療所・病院・医療IT企業のコンサルティングおよび講演活動、執筆活動を行う。
2001年 一橋大学大学院MBAコース修了
2001年 医療系コンサルティングファーム「日本経営グループ」入社
2002年 医療IT総合展示場「メディプラザ」設立 (~2016閉館)
2007年 東京、大阪、福岡の3拠点を管理する統括マネージャーに就任
2013年 「電子カルテクラーク養成プログラム」を共同開発
2016年 コンサルタントとして独立し、「MICTコンサルティング」を設立
2018年 MICTコンサルティング株式会社を設立(法人化)
2019年 一般社団法人リンクア(医療介護教育)を設立