エムティーアイ、クリニック向け経営分析サービス『CLINIC BOARD』の提供開始

株式会社エムティーアイ(以下「エムティーアイ」)は、医療機器向けシステム開発を手掛けるザイエンス株式会社(現 株式会社Speee)から、クリニックの経営指標を可視化する経営分析サービス『CLINIC BOARD(クリニックボード)』を事業譲受し、販売を開始する。
『CLINIC BOARD』は、クリニック(診療所)向けの経営分析・PRM(ペイシェント・リレーションシップ・マネジメント)支援サービスで、レセプトデータを活用しクリニックの経営状況を見える化・分析することで運営をサポートする。
今後は、エムティーアイが運営する『ルナルナ』や『CARADA』などのヘルスケアサービスと連携を図ることで、医療現場をサポートし、優れた経営の実践に貢献するサービスへと発展させる。

■クリニックの経営を多角的に支援する『CLINIC BOARD』の提供を開始
エムティーアイは、女性の健康情報サービス『ルナルナ』や健康管理アプリ『CARADA』をはじめ、スマートフォンを通じて利用者の生活をより便利に豊かにするヘルスケアサービスを提供してきた。
また、近年では、BtoCサービスで培ったノウハウを生かし、『ルナルナ』で記録した月経周期や基礎体温などの情報を、産婦人科の診察時に医師が確認できるシステム「ルナルナ メディコ」や、健康診断の結果から健診機関と受診者のコミュニケーションをサポートする『健診機関向けCARADAパック』をはじめ、クラウド電子カルテ『CLIPLA』※1、オンライン診療システム『CARADA オンライン診療』※2、クラウド薬歴『Solamichi』※3など、ICTを活用した様々な医療機関向けサービスを提供し、病院やクリニック、調剤薬局、健診機関、健保組合、自治体など複数の団体と連携を図りながら、医療機関と患者のコミュニケーション向上や業務の効率化などを支援している。
この度、クリニックを経営的な観点でサポートする『CLINIC BOARD』を事業譲受し提供を開始することで、同社の医療・ヘルスケア領域におけるICTサービスの拡充を図るとともに、情報連携の質を高めサービスの価値最大化を目指す。

■『CLINIC BOARD』について
クリニック(診療所)向けの経営分析・PRM(ペイシェント リレーションシップ マネジメント)支援サービスで、これまで診療報酬請求以外で使われてこなかったオンライン請求用のレセプトファイルをアップロードするだけで、医業収益や患者来院状況(リピート数や新規、年代別来院数など)などから、自動で経営状況を分析する。レセプトデータ活用による特許を出願しており、累計患者データ750万件※4を超える患者データを取り扱っている。また、来院した患者の状況に合わせた適切なフォローのサポートも実施するなど、クリニックの経営を多角的に支援する。
<主な機能>
●データ入力:レセプトデータ、自費その他、患者郵便番号、日計表、新患認知経路
●ダッシュボード:年次・月次別の医業収益や患者数、診療単価などの確認、要因分析
●特徴分析:年代、保険種別、曜日・時間帯、診療行為、傷病名などによる分析
●患者支援:患者リストから来院状況を把握し適切なフォローの実施

『CLINIC BOARD』の詳細についてはこちら
https://clinicboard.jp

※1:『CLIPLA』は、同社のグループ会社である株式会社クリプラが提供するサービス。
※2:『CARADA オンライン診療』は、同社のグループ会社である株式会社カラダメディカが提供するサービス。
※3:『Solamichi』は、同社のグループ会社である株式会社ソラミチシステムが提供するサービス。
※4:2019年11月時点

■『CLINIC BOARD』導入に関するお問い合わせ
株式会社エムティーアイ ヘルスケア事業本部
クリニックボード事業推進室
電話:03-5333-6056
E-mail:info@clinicboard.jp