多様化する診察手段を一元管理する患者アクセスツール「tonect」β版をリリース

株式会社メディアコンテンツファクトリー(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人、以下「メディアコンテンツファクトリー」)は、患者アクセスツール「tonect(トネクト)」を新たに開発し、β版をリリースする。今後、協力医療機関にて試験運用期間を経たのち、2020年末の正式リリースを予定。なお、β版のリリースに伴い、8月5日(水)19時30分より、オンラインにて新プロダクト発表会を開催する。

患者アクセスツール「tonect」の概要

昨今、外来だけでなくオンライン診療や在宅医療、患者からの電話での医療相談など、医療機関が対応しなければならない患者のアクセス手段は多様化している。

tonectは、オンライン診療のためのビデオ会議や電話、連絡手段としてのメールやSMSで、オンライン請求など、従来、個別に行っていた患者とのアクセス手段を統合的にサポートする新しい患者アクセスツール。ビデオ会議はZoomやGoogle Meet等、広く利用されている汎用ツールを利用できるようにする。これにより、患者側で専用アプリケーションのダウンロードが必要なく、はじめてのオンライン診療にもスムーズに対応できるようになる。このように、tonectは各専用ツールの強みを活かし、緩やかに連携することで、患者の医療アクセスのバリアフリー化を実現する。

開発の背景

新型コロナウイルス感染の拡大は世界規模で社会に大きな影響を与え、特に医療業界においては今もなお困難な状況が続いている。感染症に対応する医療機関の困難さはもちろんのこと、患者の受診控えで外来患者が大幅に減少し、厳しい経営状況に直面している医療機関も少なくない。

メディアコンテンツファクトリーが行った一般消費者を対象としたインターネット調査では、76%の人が新型コロナ流行期に受診することに抵抗があると回答した。受診時には、特に待合室における三密を避けるため、必要に応じてオンライン診療や電話診察を利用したいという意向は強く、新型コロナ以前・以後では、患者が医療にアクセスする手段に大きな変化が見られ、多様化しているといえる。

しかし、患者対応が多様化することで、医療機関の診療業務は煩雑となり、医師やスタッフに大きな負荷がかかることも事実。このような背景から、多様化する患者の医療アクセスに応えつつ、医療機関側の業務効率を両立できるよう、患者とのあらゆるアクセス手段を統合的にサポートするツールとして、tonectを開発した。感染症の流行期であっても、医療を必要とする人が、必要なときに、適切な医療を受けられる社会になることを目指している。

「tonect」サービスサイト

https://tonect.media-cf.co.jp■株式会社メディアコンテンツファクトリーについて全国の医療機関向けに医療と患者をつなぐコミュニケーションサービスを提供。医療機関向けデジタルサイネージでは導入施設1,700施設以上で、国内最大のシェアを保有。WEB問診サービス、ホームページサービスなどを手がけ、企画・開発・販売・運用までをすべて自社で行っている。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社メディアコンテンツファクトリー
所在地:福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5F
電話番号:092-471-3555
URL: https://www.media-cf.co.jp