「予約受付業務の代行サービス」提供開始 7月20日より～電話応対業務を削減し、ワクチン接種見送る医療機関を手助け～

全国の病院・クリニックの検索・予約受付サイト「EPARKクリニック・病院」を運営するエンパワーヘルスケア株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：矢島義章）は、7月20日より、新型コロナウイルスワクチン接種に伴いひっ迫する医療機関の業務量削減に寄与するため、“医療機関から「電話予約受付業務」を受託”する「電話予約受付業務代行サービス」を新たに提供開始する。
同社は従来から、医療機関の電話予約受付数を削減する「ネット予約受付システム」を提供していたが、一部の高齢者など「ネット」よりも「電話」での受付予約の希望者がいることを受け、「ネット予約受付システム」のみならず「電話予約受付業務代行サービス」を合わせて提供できるよう、準備を進めてきた。同社は、このサービスを追加提供することで、従来以上に「電話応対業務」増加による医療機関のひっ迫を軽減させ、医療機関が新型コロナウイルスワクチン接種を円滑に運営できるようサポートする。

背景

2021年7月11日現在、新型コロナウイルスワクチンの全希望者への接種を10～11月に完了させる政府目標が掲げられており、そのためには医療機関の協力が欠かせない。
一方で、新型コロナワクチン接種開始とともに、ワクチン接種を行う医療機関には、接種希望者からの「予約受付電話数」が増加し、それによって医療機関がひっ迫する事態が生じている。通常の診療業務に影響を及ぼすことなどを懸念し、ワクチン接種を見送る医療機関もある。

これまで「EPARKクリニック・病院」は、約10,000以上の医療機関への導入実績をもつ「ネット予約受付システム」(サービス名：EPARK Doctor)を、ワクチン接種実施に伴いひっ迫している医療機関に提供し、「電話」受付予約する人を「ネット」受付予約に移行させることで、医療機関にかかってくる電話数を削減させるというソリューションを提供してきた。また、同社は高齢者をはじめ、全ユーザーが「EPARKクリニック・病院」のサイトを使いやすいよう「1クリック数でも少なくする」「探したい医療機関をすぐ見つけられるようにする」等、利便性向上のために様々な工夫をしている。
一方で、一部の高齢者など「ネット」利用へのハードルが高い人にとっては、依然として「ネット」よりも「電話」受付予約を希望する方がいるという事実もあった。同社はその事実を受け、7月20日より“医療機関から「電話予約受付業務」を受託”する「電話予約受付業務代行サービス」を新たに提供開始する。

「電話予約受付業務代行サービス」について

【提供期間】2021年7月20日（火）～11月30日（火）（予定）

【概要】従来の「ネット予約受付管理システム」（サービス名：EPARK Doctor）に加えて、新サービス「電話予約受付業務代行サービス」を合わせて提供。これにより「ネット予約受付管理システム」の導入のみでは削減できなかった、医療機関スタッフが応対する電話数を削減し、ワクチン接種に伴う医療機関のひっ迫を軽減する。

【代行業務内容】「予約受付代行」および「予約受付情報入力」業務。「予約受付代行業務」の中には、予約受付・日時変更・キャンセル受付も含まれる。

【運用の流れ】
１．「電話予約受付業務代行サービス」を希望する医療機関ごとに専用電話番号（ダイヤルイン）を発行。
２．「EPARKクリニック・病院」内の自院ページ、自治体の特設ページ、コロナワクチンナビ、医療機関独自のHPなど予約受付案内ページに専用電話番号（ダイヤルイン）を掲載。
３．予約受付希望者が専用電話番号（ダイヤルイン）に電話をかけると、予約受付を代行するコールセンターに転送。
４．コールセンターにて、予約受付希望者の希望する医療機関の予約受付可能日時を探して、受付予約希望日時・接種回数・接種券番号・生年月日などの項目をヒアリングした上、「ネット予約受付管理システム」（サービス名：EPARK Doctor）に代行入力をして予約受付を完了。

【コールセンターの営業時間】平日・土日祝日　9:00～18:00

【利用開始日】申込日より、約2週間後（目安）

■「EPARKクリニック・病院」について

・「EPARKクリニック・病院」サイト
https://fdoc.jp/
・お問い合わせフォーム：https://ssl.fdoc.jp/login/enqueteEdit/index/EnqueteId/185