「MICIN」、医療機関の外来診療で利用可能な新サービス「クロンスマートパス」を提供開始

株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:原 聖吾、以下「MICIN」)は、外来診療で受付、会計、薬の受け取りまでをスマートフォンひとつで完了することができる新サービス「クロンスマートパス」の提供を開始した。
MICINでは、これまでオンライン診療サービス等を提供する中で、クリニックの通院では「会計で現金しか利用できない」、「会計などで待ち時間がある」、「待合室が混雑している」といった患者の声があった。

一方で、MICINが事前に実施した医師を対象にした調査(※1)では、82%の医師が「手数料などの運用費用(ランニングコスト)がかかる」ことを理由に医療機関はキャッシュレス決済を導入していないことがわかっている。
そこでMICINは、医療機関の会計をネット決済で行える新サービス「クロンスマートパス」を、医療機関へ業界初(※2)となるクレジットカード決済の決済手数料無料(※3)で提供することとした。これにより、医療機関と患者双方の手間が削減され、スマートな会計を実現できる。

「クロンスマートパス」のサービスについて

本サービスを利用すると、患者は会計待ちをせずに診察後は処方箋を受け取るだけで、医療機関をあとにすることができる。また患者にはLINEやメールでの調剤完了の通知が届くため、薬局の待合室でも待つ必要がなく、時間を有効に活用できるようになる。現金を準備する手間や待ち時間の負担、感染症リスクの軽減にも役立ち、アプリのダウンロード不要(※4)で利用できる。
医療機関にとっては、接触時間の短縮による感染症対策や、業務効率化が実現できる。また、通院患者の利便性の向上に繋がる。

先行して実施している一部の医療機関を対象にしたトライアル利用では、患者から「診察が終わったあと、お会計をせずにスムーズに帰れるのでとても楽です」、「会計を待たずにクリニックを出られるのは、このコロナ禍には便利なシステムだと思う」、「医療機関は会計が未だ現金が多い中、このサービスはとても便利だった」 と好評。また、医療機関からは「あとで会計ができ、修正もできるのがよい」、「コロナ禍であまり現金を触りたくないのでよい」、「発熱外来でも活用ができる」と、こちらも好評である。

MICINは2016年よりオンライン診療サービス「curon(クロン)」を提供し、オンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」と合わせ、医療現場と患者がオンラインで繋がることで医療アクセス向上に寄与してきた。今回通院時の課題へアプローチすることで、患者・医療機関双方にとって、より簡単で負担の少ない医療体験を実現していく。
MICINは今後も、医療機関・患者双方にとって、使いやすい医療DXサービスを提供することで医療をもっと身近で簡単にしていく。

「クロンスマートパス」の主な特徴(※5)

【患者側】
・クリニック受付
受付でQRコードを読み込んで受付完了。
保険証も事前登録で忘れた時も安心。家族のプロフィール登録も可能。

・ネット決済
診察後は処方箋を受け取るだけ。
会計は事前に登録したクレジットカードから自動で支払い。

・処方箋の自動受付
処方箋は医療機関から自動連携。薬局に着く前からお薬の準備がはじまる。

【医療機関側】
・ネット決済
忙しい時間帯は会計の後回しが可能。
患者の帰宅後の決済や金額修正ができる。決済手数料は無料(※3)。

・オンライン診察券
チェックインした患者が表示される。
診察券番号を入力しておけば、診察券の受け渡しを省略できる。

・患者情報連携
患者の情報や保険証画像が連携されスキャンの手間を削減。
月度での患者への更新確認も行われる。

※1:調査手法:webアンケート / 調査実施日:2022年1月28日~2月14日 / 調査対象:医師 / 調査実施主:当社 / 回収数:101件 / 82%とは、調査回答者のうちキャッシュレス決済の導入無しまたは中止検討中の医師を母数としたもの
※2:MICIN調べ(2022年8月末現在)
※3:利用にはMICIN所定の条件あり。条件によっては決済手数料がかかる場合もあり。
※4:本サービスはブラウザから利用。
※5:今後もオンライン診療・服薬指導との連携、予約・問診、電子処方箋対応、電子カルテ連携などのオプション機能追加を検討していく予定。

クロンスマートパス 医療機関向け公式サイト:https://pass-clinic.curon.co/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社MICIN
所在地: 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル13階
URL: https://micin.jp/