クラウド型音声入力サービス「AmiVoice® MLx」を活用した聖マリアンナ医科大学病院のプロジェクトが看護業務の効率化・先進事例アワード2019を受賞

株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木 清幸、以下「アドバンスト・メディア」)の医療向けクラウド型音声入力サービス「AmiVoice MLx(アミボイス エムエルエックス)」を活用した、聖マリアンナ医科大学病院の「ナースハッピープロジェクト(NHP)~音声入力による記録時間の削減~」が看護業務の効率化・先進事例アワード2019を受賞した。
看護業務の効率化・先進事例アワードは、看護職員がより専門性を発揮できる働き方の推進や生産性の向上、サービス品質向上を図る為の取り組みを広く募り、その中から汎用性が高く効果のあるものを表彰し、周知する事を目的とする賞。今回、聖マリアンナ医科大学病院の音声入力を活用した取り組みが評価され、奨励賞を受賞した。

■ナースハッピープロジェクト(NHP)~音声入力による記録時間の削減~について
長時間勤務や慢性的な人手不足で離職率が高い一方、看護職員が担う業務の幅は年々広がっている。新病院開設を控える聖マリアンナ医科大学病院では、業務効率化による患者満足度・職務満足度の向上を目的に、スマートフォン向けの音声入力サービス「AmiVoice MLx」を活用している。
患者情報収集等の記録業務に音声入力を用いる事で、1人あたりの月平均時間外勤務時間を約2分の1に削減する等、業務効率化に大きく貢献し、患者満足度・職務満足度の向上を実現した。

【導入の効果】
音声入力により記録入力の速度がキーボードの約4.5倍に向上。スマートフォンでの音声入力結果はBluetooth経由でオフラインのパソコンに転送・貼り付けが可能。いつでもどこでもタイムリーに記録ができる為、これまでの記憶に頼る記録と比較し、より正確で質の高い情報が取得できるようになった。音声入力の導入により、業務時間外記録が3分の2に減少し、月平均の残業時間も2分の1に短縮された。

また、記録業務時間の削減によって患者と看護職員が直接関わる時間が増え、患者満足度・職務満足度共に大きく向上した。今後も更なる医療・患者サービス・働き方の質的向上が期待される。

【聖マリアンナ医科大学病院からのコメント】
この度、「看護業務の効率化・先進事例アワード」にて、僭越ながら奨励賞を拝受いたしました。
今回の報告事例は、当法人の「ナース・ハッピー・プロジェクト」の一環で取り組んでいる業務改善の中で、AmiVoiceによる音声入力の業務効率化を提示いたしました。AmiVoiceの言語認識の良さと医療専門用語の変換率の高さは、お世辞抜きにして素晴らしいと日々感じています。
当外科病棟は、患者さんの入退室が非常に多く、超過勤務も長い病棟でしたが、音声入力の導入は隙間時間の活用につながり、超過勤務の削減となりました。また、直接的な看護ケアにかける時間も増える等、とてもよい成果を生み出しています。特に、夜間のトイレ介助の待ち時間での入力は、患者さんの安全を守り、かつ看護師の焦燥感を減らすという効果が得られています。
アドバンスト・メディアでは、今後も音声入力を活用し、医療現場の業務効率化に貢献する製品開発やサービス提供に積極的に取り組んでまいります。

■本件に関するお問い合わせ
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