患者家族や医療関係者と共に、てんかん患者・家族向けプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」を開発・運営するノックオンザドア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:林 泰臣)が2020年10月にリリースした医師向けサービス『nanacara for Doctor(ナナカラ・フォードクター)』は、開始2ヶ月現在で8医療機関での導入が完了し、てんかん診療での活用が始まっている。
『nanacara for Doctor』のシステム概要
『nanacara for Doctor』は、てんかん発作記録・管理アプリ「nanacara」で記録した発作状況などをインターネット経由で医師と共有する医師向けのクラウド型サービス。
てんかん患者・家族が「nanacara」アプリから医師への共有を承認することで、医師は『nanacara for Doctor』のweb画面で患者の症状・処方記録等の基本情報のほか、「発作回数・服薬状況・発作時の動画」を診療時に閲覧でき、PDF出力による電子カルテとの連携等、より効率的・効果的にて診療を行うことが可能となる。
『nanacara for Doctor』導入済み6医療機関
2020年10月にリリースした『nanacara for Doctor』は、リリース以降、患者・家族からのリクエストを受け、順次医療機関への導入説明を実施してきた結果、リリースから2ヶ月現在、下記の8医療機関に導入が完了し、利用がスタートしている。
・大阪市立総合医療センター(大阪府)
・東京西徳洲会病院(東京都)
・東小金井小児神経・脳神経内科クリニック(東京都)
・滋賀医科大学医学部附属病院(滋賀県)
・済生会守山市民病院(滋賀県)
・長浜赤十字病院(滋賀県)
・大阪大学医学部附属病院(大阪府)
・大阪母子医療センター(大阪府)
※導入時期順
導入医療機関の医師からは、「てんかん診療時に詳細な発作状況がよく分かり、質の高い診療に繋げられる」などの声が寄せられている。
加えて、「nanacara」アプリを利用している患者・家族からは「現在てんかん診療のために通っている病院に『nanacara for Doctor』を導入してもらって、アプリに記録した情報を先生と共有できて良かった」という声も。
てんかん患者・家族からの「この病院に導入して欲しい」といったリクエストも引き続き届いており、複数医療機関の医師への説明も継続している。
ノックオンザドア株式会社は、より多くのてんかんに関わる医師、そして患者・家族の声を元に、「nanacara」アプリ、『nanacara for Doctor』の機能バージョンアップを行い、この「nanacara」プラットフォームのさらなる継続拡大により「てんかん患者・家族」と「医師」の両面から、てんかん診療の質的向上をサポートしていく。
nanacara/ nanacara for Doctor サービス概要
「nanacara」公式サイト : https://knockonthedoor.jp/nanacara/
『nanacara for Doctor』公式サイト: https://knockonthedoor.jp/nanacarafordoctor/
【nanacara】 App Store : https://apps.apple.com/jp/app/id1475500805?mt=8
【nanacara】 GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.knockonthedoor.healthcare.kids&hl=ja
本件に関するお問い合わせ先
ノックオンザドア株式会社 広報担当
所在地:東京都新宿区市谷八幡町2-1 DS市ヶ谷ビル3F
電話番号:03-6820-0931
E-mail: info@nanacara.jp