「アナムネ」全国の薬局1647店舗と連携し、自宅最寄の薬局店舗での受け取りが可能に

株式会社アナムネ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:菅原 康之、以下「アナムネ」)は、2020年5月1日より、提供を開始していたオンライン診療プラットフォームを進化させ、連携薬局店舗を増やし、2021年1月14日より新バージョンでの「Anamneオンラインクリニックプラットフォーム」の提供を開始した。

新「Anamneオンラインクリニックプラットフォーム」とは

昨年より提供していたオンラインクリニックプラットフォームは、診療も服薬指導もオンラインで完結し、郵送で自宅に処方薬を届けるワンストップ完結型のオンライン診療プラットフォームであった。自宅に居ながらワンストップ、オンライン完結で処方薬が受け取れることは利用者(患者)にとって大きなメリットになるとの想定で提供開始したところ、全てをオンラインで完結させるとむしろ利用者(患者)、診療機関、薬局店舗それぞれがオンライン診療のメリットを享受できない状態になっている現実に直面することになった。
その課題を解決した新「Anamneオンラインリニックプラットフォーム」は、1600以上の連携薬局店舗ネットワークを活用でき、自宅でオンライン診療を受診し、自宅最寄の薬局店舗で処方薬を受け取るオムニチャネル型の仕組みとなっており、院外処方型の病院およびクリニックでのオンライン診療をサポートするオンライン診療システムである。

本サービスでは、患者プロフィールの入力、健康保険証の確認、問診票の入力、受け取り薬局店舗の選択の後、自身が空いているスケジュールを選択・予約し、ビデオチャットにて診察を受けることができる。オンラインでの診療・決済の後、処方箋が予め選択した薬局にfaxにて自動的に送信され、患者は選択した薬局店舗で処方薬が用意できたタイミングで受け取りに行くことができる。登録するクリニックは月額利用料と通信利用実績に応じた従量課金によりオンラインクリニックプラットフォームを導入することができ、薬局に関しては現状、月額利用料無料にて登録が可能。患者は公的医療保険を使用可能。
上記の変更に合わせて、薬局との連携を進め、2021年1月14日現在で、ウエルシア薬局、アイセイ薬局、ファーマシィ薬局を含めた1647店舗にて薬の受取が可能となっている。今後も、随時連携薬局を拡大していく予定。

※本サービスは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、時限的・特例的な対応として「新型コロナウイルスの感染拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取り扱いについて」(令和2年4月10日に厚労省医政局医事課、医薬・生活衛生局総務課事務連絡(通称「4月10日事務連絡」)に基づいて、実現している。通達に記載の措置が変更になった場合は、本サービスの内容も変更となる可能性がある。

「Anamneオンラインクリニックプラットフォーム」の特徴

(1)利用者(患者)のメリット:生活負荷を減らし、ライフスタイルに合わせた診療を選択することが可能
事前にオンライン診療の予約をするにあたり、①会員登録、②オンライン診療に必要な保険証の確認、③問診票の入力、④最寄り薬局店舗の選択を行うことで、実際の診療予約をした時間に、すぐ医師との面談(診察)を行うことができる。利用者(患者)は、オンラインでの診療・決済が完了した後、処方箋が予め登録した最寄り薬局店舗に自動的に送信されるため、処方薬の準備ができ次第、薬局に行くだけでスムーズに薬を受け取ることができる。
さらに、本プラットフォーム利用者は、同じユーザーアカウントにてシームレスにオンライン診療と、同社が運営するオンライン医療相談サービスを利用できるため、診療前・診療後の不安解消をカバーした医療/ヘルスケアサービスとして利用することができる。

(2)診療機関(病院・クリニック)にとってのメリット:
1600以上の連携薬局店舗ネットワークを活用でき、院外処方型クリニックでも導入可能なオンライン診療システム
既存のオンライン診療システムは院内薬局型の診療機関での利用を想定し作られていたが、本プラットフォームでは診療機関と薬局の役割が区別された院外処方をベースとしており、現状の対面診療においても院外処方で運営されている診療機関・薬局に導入しやすいものとなっている。

さらに、本プラットフォームが1500店舗以上の薬局店舗と連携することで、登録する診療機関もこの連携薬局店舗ネットワークを利用できるようになる。その結果、既存利用者の居住地変更等でも変わらず患者として医療サービスを提供できるようになり、売上の維持・向上に繋げることができるようになる。

【連携薬局店舗】 ※2021年1月14日現在
・ウエルシア薬局:全国1471店舗
・アイセイ薬局:首都圏167店舗
・ファーマシィ薬局:首都圏7店舗
・アイン薬局:練馬店
・アクア薬局:練馬平和台店

(3)薬局にとってのメリット:
現状の店舗内オペレーションを変更することなく、オンライン診療との連携が可能
当初のオンライン完結型サービスでは、薬局店舗でオンライン服薬指導を行う形式だったため、通常業務フローと異なるオンライン服薬指導を行う必要があったり、薬の配送で個別梱包や個別送料の計算が必要となるなど、薬局店舗運営の効率性を棄損するものだった。
新プラットフォームでは、薬局店舗での既存の店舗オペレーションを阻害することなく導入ができるため、オンライン診療に対する業務負荷を極力低減して対応することが可能となっている。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社アナムネ 担当者:筧 ひろ子
所在地:東京都中央区日本橋1丁目13番1号 日鉄日本橋ビル3階 WAW日本橋
電話番号:03-6868-3306
E-mail:info@anamne.com
URL:https://www.anamne.com/