「Ubie」と「武田薬品」、希少疾患の早期発見を目指し協業を開始

Ubie株式会社(本社:東京都中央区、以下「Ubie」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、Ubieが提供する生活者の適切な受診行動をサポートする「AI受診相談ユビー」と、医師の業務効率化を支援する「AI問診ユビー」において、希少疾患「遺伝性血管性浮腫(HAE)」に関する連携を開始した。

Ubieは生活者向けのスマートフォンやPCから質問に回答することで、自身の症状とそれに適した受診先を調べられるサービス「AI受診相談ユビー」と医療機関向けの紙の問診票の代わりにタブレットを活用した問診サービス「AI問診ユビー」を提供している。

「AI受診相談ユビー」においては、HAEを含めた血管性浮腫に関連する症状の回答がされた場合、血管性浮腫の情報とともに武田薬品のHAEの情報サイト「腫れ・腹痛ナビ」へのリンクが表示され、HAEに関するさまざまな情報を取得できる。
「AI問診ユビー」においては、患者が来院時の問診でHAEを含めた血管性浮腫に関連する症状を回答すると、医師が問診を確認する画面において、HAEを含めた血管性浮腫に関する詳細な情報が表示され、適切な診療のサポートに役立つ。

今回の取り組みは、Ubieの月間80万人が利用する「AI受診相談ユビー」、全国300以上の医療機関に導入している「AI問診ユビー」と、武田薬品が持つHAE領域に関する知見との協働による互いの強みを活かした取り組みであり、HAEの早期発見につながることが期待される。
両社は今後もさまざまな希少疾患の患者の健康に貢献すべく、活動に取り組んでいく。

生活者向け「AI受診相談ユビー」について

「AI受診相談ユビ―」は生活者向けに症状から適切な医療への案内をサポートするサービス。いつでもどこでも気になる症状から、関連する病名と適切な受診先を調べることができる。かかりつけ医等地域の医療機関や、#7119等の救急車対応、厚生労働省等の公的な電話相談窓口への適切な受診行動を支援する。 2021年4月現在、月間80万人以上が利用。
URL:https://ubie.app/

医療機関向け「AI問診ユビー」について

「AI問診ユビー」は医療機関の紙の問診票のかわりにタブレットを活用した問診サービス。医療機関にて患者はタブレットを使って症状を入力することで、医師等の診察前の待ち時間を活用し、事前に詳しい症状の内容を伝えることができる。医師は文章に翻訳された問診内容と病名辞書の結果を活用することにより、電子カルテに記載を行う事務作業が大幅に削減され、より患者に向き合い診察に集中できるようになる。2021年4月現在、46都道府県・350以上の医療機関で導入されている。第三回日本サービス大賞で「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」を受賞。
URL:https://intro.dr-ubie.com/

本件に関するお問い合わせ先

Ubie株式会社
所在地: 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
電話番号: 03-4405-2169
URL: https://ubie.life