「医療分野のAIの活用において、個人情報を含む医療データをどう取り扱うべきか」AIデータと個人情報保護に関する研究会レポートを公開

JDLA研究会「AIデータと個人情報保護」(座長:岡田 陽介理事)は、医療に用いるAI開発のデータ利用について、個人情報保護の観点で重要となるポイントを整理した、「AIデータにおける個人情報取扱いのためのナビゲーション ―医療データ―」を公開した。

AIデータ利活用の場面では、従来は想定されていなかったような高度で複雑なデータ解析が可能となる場面が増えつつある一方で、その扱いについて明確に整理することが難しくなっている。また、データ種類や応用領域によってその扱いは異なることから、研究会ではデータ種類毎にフォーカスを変えて検討をしている。本書では特に「医療データ」に着目をして、医療分野におけるAI活用の現場において、センシティブな個人情報を含む医療データを適切に扱うために、個人情報保護制度からの重要ポイントを示している。

・「AIデータにおける個人情報取扱いのためのナビゲーション -医療データ-」(PDF形式)(PDF:2.06MB)
https://www.jdla.org/download/sg03-report2/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral

「AIデータと個人情報保護」研究会について

座長:岡田陽介(株式会社ABEJA 代表取締役社長CEO)
検討課題:AIの開発・データ利用に伴う個人情報の取扱いに係る論点を整理し、法制度の解釈と遵守のためのスタンダートを示す

・研究会「AIデータと個人情報保護」の活動について
https://www.jdla.org/about/studygroup/sg03/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral

JDLA研究会活動について

「研究会」は、JDLA設立目的および5つの活動方針(活用促進・社会提言・人材育成・国際連携・理解促進)に関するテーマについて議論を深め、提言や実践的な活動を行っていく場として設置された。

各研究会は、タイムリーで具体性のある政策提言や、最先端のディープラーニング(DL)ビジネス課題の本質に迫るための議論を行い、それぞれの課題に応じたゴールを明確に設定し、その達成に向けて活動している。

JDLA理事会、正・賛助会員企業、有識者会員にとって開かれた議論の場であり、DLビジネスに関わる幅広いステークホルダーの多様な知見を共有しながら議論を深め、価値あるアウトプットを協会内外に向けて発信する。

・JDLA研究会について
https://www.jdla.org/about/studygroup/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人日本ディープラーニング協会
所在地:東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー9F
JDLA事務局 研究会担当:sg@jdla.org
URL:  https://www.jdla.org