臨床ナレッジAI「Cubec」が無料アプリを提供開始、診療の合間に検索したいニーズ受け

臨床ナレッジAI「Cubec」が無料アプリを提供開始、外来・当直の合間に3つの回答モードで確認

医師向け無料モバイルアプリを提供開始 iOS・Androidに対応

株式会社Cubecは2026年10月8日、医師向けの臨床ナレッジAI「Cubec」の無料スマートフォンアプリをiOS・Android向けに提供開始した。
Web版の「高速」「推論」「論文」という3つの回答モードを引き継ぎ、外来や当直、訪問診療の合間に、臨床上の疑問を対話形式で確認できる。

2025年5月に開始したWeb版の登録医師数は2,500名を超え、循環器内科、腎臓内科、産婦人科、呼吸器科など、複数の診療科で利用されている。
同社の利用データでは、利用の約70%が平日の8〜18時に集中していた。「診察の合間に素早く調べたい」という現場の要望も受け、スマートフォンからアクセスできるアプリを開発した。

Cubecの無料モバイルアプリ提供開始を知らせるサービス紹介画像
出典:株式会社Cubec プレスリリース

ホーム画面から起動し、3つの回答モードを使い分け

アプリはホーム画面からワンタップで起動できる。画面構成はスマートフォン向けに最適化され、質問と回答を対話形式でやり取りする。診療中に生じた疑問を、手元の端末で確認する使い方を想定している。
3つのモードは、場面や求める情報の深さに応じて選べる。短時間での確認から、より詳しく調べたい場面まで対応する。

Cubecアプリの質問・回答、参考文献、モード選択、医学ノートの画面紹介
出典:株式会社Cubec プレスリリース

専門医が整えた医学ノートとPubMed、添付文書を活用

回答の基盤には、専門医がレビューし、情報を構造化した独自データ「Cubec医学ノート」、PubMed、医療用医薬品の添付文書を採用している。医学ノートは、国内のガイドラインや最新のエビデンスを専門医が精査したもので、疾患・症候ごとの確認事項や診療の要点をまとめている。
Cubecはこれらの情報源を用いて国内ガイドラインに沿った回答を提供し、AIが事実と異なる内容を生成するハルシネーションを抑える方針を掲げている。

2025年12月のアップデートでDOCWEBが取材した際には、PubMedに加えて医学ノートと医療用医薬品の添付文書が情報源に追加された経緯を紹介した。アプリ版でも、これらの情報源と回答機能を引き継ぐ。


今回のアプリ化は、既存の臨床情報と回答機能を、診療の合間に使いやすい入口へ広げたものだ。限られた時間の中でも、気になった点をその場で確認し、根拠となる情報に素早くアクセスできる。同社は今後も、医師から寄せられる意見を取り入れながら、医学ノートの拡充と回答精度の向上を進めていくとしている。

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出典

  • 情報元:PR TIMES(発表元:株式会社Cubec)
  • 掲載日:2026年10月8日
  • 記事名:臨床ナレッジAI「Cubec」、外来・当直の合間でも使いやすい無料スマホアプリを提供開始